「影青スイッチ」

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使用TN:Tummy

 

環境上位メガ進化ポケモンボーマンダメタグロスリザードンに対して上から行動することができるゲンガーに注目して構築を組んだ。パーティ全体としては極力命中不安を取り除くことで確率有利に展開できるよう心がけた。

 

f:id:irohapoke15:20180614015802p:plainゲンガー@ゲンガーナイト

性格:臆病

実数値:153(140)-*-103(20)-209(148)-116(4)-192(196)

技構成:守る 道連れ 滅び 祟り目

 

◇a115グライオン地震を確定耐え

◆威力130祟り目で177-134グライオンに対して2回分のポイヒ回復量込み確定2発

◆ゴツメダメ2回+威力65祟り目で171-130メガメタグロスが確定

◎最速ゲッコウガ抜き

 

f:id:irohapoke15:20180102000600p:plainミミッキュミミッキュZ

性格:意地っ張り

実数値:161(244)-143(100)-114(108)-*-125-116

技構成:じゃれつく 影うち 剣の舞 呪い

 

◇a233メガバシャーモフレアドライブを93.7%耐え

◇c190メガゲンガーシャドーボールを87.5%耐え

◆+2かげうちで131-125ミミッキュが確定

 

f:id:irohapoke15:20180325125729p:plainクレセリアゴツゴツメット

性格:図太い

実数値:223(220)-*-184(220)-95-150-114(68)

技構成:ムーンフォース 毒毒 スキルスワップ 月の光

 

◇a197メガボーマンダすてみタックルを2耐え

◇a197メガメタグロスアイアンヘッド×3が瀕死率17.70%

◎HP16n-1

◎遅いカプ・レヒレが抜ける程度

 

f:id:irohapoke15:20171011182133p:plainポリゴン2@進化の軌跡

特性:ダウンロード

性格:生意気

実数値:191(244)-100-112(12)-125-161(252)-72 

技構成:恩返し 冷凍ビーム 自己再生 放電(⇔トリックルーム

 

◇s211メガリザードンの晴れ大文字×2が瀕死率14.70%

◇c182カプ・テテフのサイコフィールド眼鏡サイコキネシス×2が瀕死率50.56%

◇a161パルシェンの+2つららばりが瀕死率0.63%

 

f:id:irohapoke15:20180614020607p:plainモロバレルきあいのタスキ

性格:呑気

実数値:219(236)-*-134(252)-105-103(20)-31

技構成:茸の胞子 イカサマ クリアスモッグ 光合成(⇔目覚めるパワー炎)

 

◇a156ミミッキュの+2シャドークロー+ゴーストZシャドークローを確定耐え

◇c216霊獣ボルトロスのめざめるパワー氷×2が瀕死率21.72%

◎HP3n(再生力効率最大)

 

f:id:irohapoke15:20180325125019p:plainグライオン@毒毒玉

性格:慎重

実数値:177(212)-121(44)-145-*-139(252)-115

技構成:守る 羽休め 地震 ハサミギロチン

 

◇c222ギルガルドのゴーストZシャドーボールを確定耐え

地震で135-100メガゲンガー(≒148-93アーゴヨン)を確定1発

 

 

【構築の要点】

 

◆(モロバレル+メガゲンガー+ミミッキュf:id:irohapoke15:20180614020607p:plainf:id:irohapoke15:20180614015802p:plainf:id:irohapoke15:20180102000600p:plain 

 従来のゲンガーの多くは初手に置き、「守る」や「鬼火」でメガ進化をしてからサイクル上で苦手なポケモンをキャッチする使われ方が多かった。しかし「守る」は相手の地面タイプに大きなスキを見せてしまい、「鬼火」は外した時のリスクが大きいことが気がかりだった。そこで今回それらを解決すべく考えたのが「後攻胞子+先行祟り目+滅びの歌」である。理想の動きとして襷を盾に先発のモロバレルで後攻胞子を決め、ゲンガーに交換してメガ進化祟り目で1体処理。続いて出てきたポケモンを道連れ+滅びの歌+クッション用モロバレルを使って処理。残りの1体を残しておいたモロバレルorメガゲンガー+ミミッキュの2匹で処理。この動きはあらゆるレート帯で通用し、ギミックとして確立していたのであまり頭を使わずほとんど作業的に試合を重ねることができた。

 

クレセリアの採用理由f:id:irohapoke15:20180325125729p:plain

今回クレセリアが採用に至った理由が3つある。1つ目は環境トップに君臨するメガ進化ポケモンであるメタグロスを1番安定して受けることができる点である。(ただし、トリックやはたき落とすが選出画面で見えたら、前述したモロバレル+メガゲンガーの動きで処理しに行く場合もある)2つ目はエスパーの一貫を自然と切ることができる点である。受け回し選出を強要された時、HDポリゴン2だけではカプ・テテフを見ることは不可能に近いがクレセリアを同時選出できていれば崩されることはほとんどなかった。3つ目にして最大の理由はスキルスワップによって特性に依存したサイクル破壊を防ぐことができる点である。例としては、免疫カビゴンマジックガードランクルス、影踏みゴチルゼルなどである。個体数自体は少ないかもしれないがこの辺りに負けないということはかなり精神的に楽だった。また、スキルスワップの副産物として、身代わりを所持したメガボーマンダがゴーストタイプであるゲンガーとミミッキュに何もできなくなることを利用した動きもできるようになり戦術の幅がかなり広がった。

 

◆2枚による超広範囲サイクル+攻め1枚(f:id:irohapoke15:20180325125729p:plainf:id:irohapoke15:20171011182133p:plainf:id:irohapoke15:20180614015802p:plainorf:id:irohapoke15:20180102000600p:plain

サイクル構築を使うにあたって受けに回るだけの3体の選出は相手の全力の攻め選出を受けきるのはなかなか難しいと考えた。そこでクレセリアとポリゴン2は物理耐久と特殊耐久ともに高いため努力値のずれをつくることで2枚だけでサイクルが成立することも多く、残り1枚を切り返し枠として選出することができるようになった。

 

モロバレルf:id:irohapoke15:20180614020607p:plain

この枠はミミッキュに対する安定感を考えてドヒドイデと悩んでいたが、キノガッサを軽視したくなかったのと、ゲンガーと合わせて安全に攻めのタイミングを作ることができることを評価してモロバレルを採用した。持ち物に関しては剣舞カミツルギギルガルドに強いきあいのタスキを採用していたがステルスロックを絡まされると機能しなくなる点がかなり気になった。しかし、初手のリザードンカプ・テテフに対して後手に回らずに済む点では評価は高く、可能性を感じた。

 

 

 

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