【剣盾S2使用構築】カバパルト【最終50位】

どうも、いろはです。

今回はポケモン剣盾シーズン2で使用した構築を紹介します。

 

【結果】

TN:りず

戦績:91勝40敗 / 50位 

 

【概要】

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【構築経緯】

カバルドンf:id:irohapoke15:20200202025349p:plain

A特化珠ドラパルトが「ダイドラグーン」と「ダイスチル」による打ち合い性能や「ダイホロウ」による崩し性能、想定外の火力の押し付けができる"ダイマックス枠"として優秀だと考え構築をスタートさせた。

4枠目の「龍の舞」は、ダイマックスターンを節約しながら全抜きするための火力と素早さを確保したり、「ダイウォール」によるさまざまなターン管理を可能にする。

ただし「龍の舞」は簡単に積める技でもないので、ステルスロック+あくびのループで起点作成が可能で、使い慣れていたカバルドンを相方として採用することに決めた。

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ドラパルトとの攻撃の相性補完に優れ、カバルドンの展開からダイマックスで全抜きも可能なトゲキッスを2枚目の"ダイマックス枠"として採用。

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 カバルドンからの展開は読まれやすいため、他に先発で出して強力な対面性能の高いポケモンが必要だと考え、チョッキカビゴンと襷ギルガルドに行き着いた。

しかし、カバルドン展開はメタ対象にされやすく、すべての構築に通用する訳ではないともわかっていたので、もうひとつの軸を用意する必要があると感じていた。

そこで最後の枠にトリックルーム持ちのミミッキュを採用することで、「ギルガルドミミッキュカビゴン」や「ダイマックス+ミミッキュ+トリルエース」のような対面選出が可能になり、二つ目の軸を用意することができ構築が完成した。

 

【個体詳細】

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カバルドン@オボンのみ

性格:のんき

実数値:215(252)-132-154(12+)-*-123(244)-56(個体値23)

技構成:地震/あくび/ステルスロック/ふきとばし

調整:

◇a142ミミッキュの+2命の珠ダイフェアリーを確定耐え(81.3~96.7%)

◇a192ヒヒダルマのつららおとし確定耐え(83.7~98.6%)

◇c189トゲキッスのダイジェットをオボン込み2耐え

◇c172ウォッシュロトムハイドロポンプ確定耐え(80.9~95.8%)

◎最遅ヌル抜かれ

 

ドラパルトやトゲキッスと相性の良いステロ撒きとして採用。

なるべく行動回数を増やしたかったので、特防方面に厚く努力値をさいた。

「ふきとばし」は「岩石封じ」と迷ったが、ドラパルトがすりぬけではなくクリアボディでの採用であるため、相手の「みがわり」へのスムーズな解答となり得る「ふきとばし」を選択した。

対策のされやすいポケモンであるため、選出するときはどの場面で着地させるか慎重に考える必要性を感じた。

TODを簡単に狙わせないよう、HPが1でも良いので簡単に切らずに、残しながら戦うよう意識した。

 

 

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ドラパルト@命の珠

性格:いじっぱり

特性:クリボディ

実数値:189(204)-189(252+)-96(4)-*-96(4)-168(44)

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/鋼の翼/龍の舞

調整:

◇HP:10n-1

◇c189トゲキッスのダイフェアリー確定耐え(76.1〜90.4%)

◆h191b115トゲキッスをダイスチルで確定1発(100.5〜119.8%)

◆HB特化ヌオーをドラゴンアロー+ダイドラグーンで残飯回復込み確定(ダメージ203~

◆h167b111ダイマックスサザンドラを+1ドラゴンアローで確定1発(113.7~135.3%)

◎最速100族抜き

 

すべてを破壊するボーマンダ

ダイドラグーンとダイスチルによる対物理への打ち合い性能の高さ、ダイホロウによる受け回しへの崩し性能に着目して採用した。

特性は、ミミッキュと打ち合う際にダイホロウで防御を下げられなくなることや、ミラーアーマーでの反射を受けなくなるためクリアボディ一択だと考えている。

持ち物は、メインでダイマックスさせようと考えていたため、単純に相性もよく、ダイマックスせずとも火力を確保できる命の珠を持たせた。

技構成は、タイプ一致で連打も可能な「ドラゴンアロー」、ダイホロウによる崩しが優秀な「ゴーストダイブ」、ダイスチルでミミッキュとの打ち合いに勝つための「鋼の翼」、ダイウォールにもなり積んでしまえば相手を完全に破壊しうる「龍の舞」で完結した。

スタンに対しては単純にダイマックスして殴るだけでも充分戦うことができ、龍の舞を積んでしまえばダイマックスしたサザンドラでさえドラゴンアローで確定を取れるためなかなか止められることはない。

受け回しに対してはさらに本領を発揮し、ステルスロックを撒いてドラゴンアローを連打し、タイミングをみてダイマックスを切ってしまえば基本的に破壊することができる。ドヒドイデのトーチカ、ヌオーのまもるに合わせて「龍の舞」を選択できればもっと楽に試合を運ぶことができた。

A特化命の珠の火力は癖になるのでぜひ使ってみてもらいたい。

 

 

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トゲキッス@ラムのみ

性格:ひかえめ

特性:天の恵み

実数値:175(116)-*-115-187(236+)-135-120(156)

技構成:エアスラッシュ/マジカルシャイン/かえんほうしゃ/くさむすび

調整:

◇HP:16n-1

◇a187ドリュウズアイアンヘッド15/16耐え(目安)

◎S+1で実値180(最速アイアント抜きドラパルト抜き)

 

ドラパルトで突破の難しいブラッキーなどがいるときに選出する崩し枠。

悪巧みを採用していないため、素での火力が欲しい場合が多く特攻に努力値をかなりさいている。素早さの調整に関してはかなり悩んだが、後述するミミッキュトリックルームからの切り返しでトゲキッスを使用する場合もあったのでこのあたりで正解だったと考えている。

ラムのみを持ちながら「くさむすび」まで搭載しているため、カバルドン・ヌオー・トリトドンにかなり強めの構成となっている。

かえんほうしゃ」と「だいもんじ」は選択だが、前期アイアントを使用していたこともあり命中不安をなるべく避けたい思いがあったのと、交換読みでうつことが多い炎技が命中不安で当たらなくては意味がないと考え、「かえんほうしゃ」を選択した。

 

 

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カビゴンとつげきチョッキ

性格:いじっぱり

特性:厚い脂肪

実数値:235-178(252+)-117(252)-*-131(4)-50

技構成:のしかかり/アイアンヘッド/ほのおのパンチ/かみなりパンチ

 

カバルドンと相性のいい、先発適正の高い枠①として採用した。

とつげきチョッキを持つことで悪巧みを持ったロトム系統やトゲキッスとの打ち合いにかなり強く出ることができた。

また特性が厚い脂肪であることにより、流行っていたパルシェンヒヒダルマの氷の一貫をきることができた。

ダイマックスミミッキュに「アイアンヘッド」をうって勝った試合が数回あったので、「ヘビーボンバー」より優先度が高いと考えている。

「ほのおのパンチ」をダイマックスポケモンにうつことがなかったので、「ヒートスタンプ」の方がよかったとシーズン終了後に気づいた。

後述するミミッキュトリックルームを絡めて、上からダイマックスを押し付ける戦い方が多くのスタンに対し有効で、何度もイージーな対戦を作ってくれた。

 

 

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ギルガルドきあいのタスキ

性格:ゆうかん

実数値:135-112(252+)-161(4)-102(252)-160-72

技構成:シャドーボール/アイアンヘッド/インファイト/かげうち

 

カバルドンと相性のいい、先発適正の高い枠②として採用。

 きあいのタスキを持つことで環境に存在する多くの攻め駒と打ち合うことができる。

「てっていこうせん」を採用するとカバルドンを「シャドーボール」と合わせて突破することが可能だが、「アイアンヘッド」があまりに考慮されなかったので最後まで使用し続けた。

「シャドークロー」でない理由としては構築全体で「鉄壁」持ちのアーマーガアやアイアントが重いためである。

先発で出すことも多かったが、後述するミミッキュトリックルームから展開しダイマックスを使用することで、シールド状態に戻れないデメリットを無視しながら殴り続ける立ち回りをすることもあった。

 

 

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ミミッキュ@アッキのみ

性格:いじっぱり

実数値:151(164)-143(156+)-124(188)-*-125-116

技構成:じゃれつく/かげうち/トリックルーム/のろい

調整:

◇c189トゲキッスのダイジェット確定耐え(73.5~87.4%)

アッキ発動後

◇ステロダメ+a177ギャラドスの珠ダイジェット確定耐え(72.7~84.6%)

◇a177ギャラドスの雨ダイストリームを確定耐え(70.1~83.4%)

◇a142ウオノラゴンのエラがみ確定耐え(72.1〜86%)

 

構築の完成度を飛躍的にあげたポケモン

終盤増加していた命の珠を持ったギャラドスが絶対と言っていいほど選出されたので、それを切り返すために入ってきたポケモン

トゲキッスやドラパルトでダイマックスして暴れたあと、ギャラドスが出てきた場合、相手はダイジェットを押すしか選択権がないため、そこに後出しを決め、トリックルームで切り返す。 

サザンドラやウオノラゴンがありえないほど突っ張ってきたので仕方なく攻撃技はじゃれつくを採用した。

相手のパーティによってはトリックルームからドラパルトやトゲキッスを展開するパターンも存在したため、かなり頭の使うポケモンであった。

 

 

【選出について】

1.カビゴンorギルガルド+カバルドン+ドラパルトorトゲキッス

ドラパルトかトゲキッスが通りそうな時はこのようなカバルドン展開を意識した選出を積極的に狙っていった。

2.ギルガルド+ミミッキュ+カビゴン

実際にはこの選出が一番多く、基本選出のようになっていた。ギルガルドで先発ポケモンと殴り合い、ミミッキュトリックルームを展開、カビゴンダイマックスして試合を決める。

3.ドラパルトorトゲキッス+ミミッキュ+ ギルガルドorカビゴン

初手でダイマックスして明らかにアドバンテージが取れそうなときにこのような選出をすることもあった。

 

 

【雑感】

今期は最終日3日前くらいまで3000位近くでいろんな構築で遊んでいたため間に合うか怪しかったが、何とか最終日に勝つことができて安心している。

ただ、構築を考える時間が少なかったため細かな調整がガバガバなのでその辺り参考にする方はもう一度ダメージ計算を回してもらいたい。

17時頃からぶっ続けで潜り、3時半頃に21位と25位になり、25位の方で潜り始めると集中力を欠いたようなプレイを連続し、体力の限界を感じたため撤退した。

次やる時は、あらかじめ順位をあげておいて、最終日の0時にスタートさせ朝8時頃でも体力の残っている状態でやろうと思った。

ステルスロック+龍の舞ドラパルト」に関しては可能性を感じたため、今後誰かが発展させてくれることを期待したい。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

YouTubeの方に動画もアップロードしていますので、そちらも参考までに。

 

 YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=XF5lA1jZpCw&t=645s

 

 

 

 

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