【season13使用構築】ガルランド+ゲンガーランド【最終2135-6位】

今回はUSUMシーズン13のシングルレートで使用した構築について紹介します。

 

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使用TN Liz

◇成績 最終レート2135 - 6位

◇戦績 99勝42敗

 

多くのスタンダードな構築に対して、立ち回り次第でいくらでも捲ることができるガルランドゲコガルドから構築を組み始め、環境を読みながら残り2枚を補完していきました。

 

f:id:irohapoke15:20180102000453p:plainガルーラ@メガストーン

性格:意地っ張り

実数値:207(212)-191(228)-120-*-125(36)-124(28)

技構成:猫騙し/恩返し/炎のパンチ/不意打ち

調整意図:

◇HD:c147カプ・コケコのefデンキZ10万ボルト確定耐え

◆A:恩返しで無振りカプ・テテフを確定1発

◎S:準速70族抜き抜き(最速60族抜き)

 

あらゆるポケモンに対して行動保証があり、命中安定技4つで構成できる点に着目。ランドロスと合わせることで行動回数を稼ぎつつ、毒と先制技で相手を詰めていく動きが強力でした。技構成に関しては、猫騙しと不意打ちは確定。恩返しと捨て身タックルは選択です(捨て身タックルだとhdポリゴン2を2発で飛ばすことができます)。炎のパンチは構築全体で処理の難しいナットレイ意識ですが、ヒードランやゲンガーを意識して地震にする選択肢もあります。立ち回りのポイントとしては、数的有利を取らせないことと、少しでもガルーラの体力を残すことです。

 

 

f:id:irohapoke15:20180425171533p:plainランドロス@混乱実

性格:呑気

実数値:196(252)-165-154(236)-125-103(20)-99

技構成:地震/蜻蛉返り/毒/目覚めるパワー氷

 

ガルーラと相性のいいクッション枠。似たようなポケモンクレセリアがいますが、蜻蛉返りを覚えないためミミッキュギルガルドといった圧力のあるポケモンに対して切り返すのが難しく、採用を見送りました。立ち回りに関してですが、基本的に蜻蛉返りと毒しか打ちません。というより地震やめざ氷を打ってスカされてしまった時に切り返すことが難しく、「簡単に地震やめざ氷を選択してはいけない」ということです。

 

 

f:id:irohapoke15:20180425171654p:plainゲッコウガ@ミズZ

性格:控えめ

実数値:149(12)-*-89(12)-167(228)-92(4)-174(252)

技構成:熱湯/水手裏剣/身代わり/ハイドロカノン

調整意図:

◇a197霊獣ランドロス地震を確定耐え

◎準速

 

カバリザやカビグライを崩すために激流型で採用しました。S実数値174〜191の間に激流型で抜いておきたいポケモンメタグロスくらいしかおらず、そのメタグロス入りの構築にはカプ・レヒレが採用されていることが多いため選出する機会がないだろうと考え「控えめ」という火力重視の性格を選択しました。中盤には変幻自在を利用した様々な型を試しましたが、最終的にはこの型に戻ってきました。かなり尖った性能をしているので選出は慎重にしないと逆に相手の崩しの起点になってしまいます。

 

 

f:id:irohapoke15:20181027140916p:plainギルガルド@残飯

性格:穏やか

実数値:165(236)-49-172(12)-71(4)-222(252)-81(4)

技構成:シャドーボール/毒/身代わり/キングシールド

調整意図:

◇a156ミミッキュのゴーストZシャドークロー87.5%耐え

◇c170ゲッコウガの熱湯を身代わりが最高乱数切り耐え

シャドーボールでh4振りミミッキュを81.2%の乱数1発

 

ランドロスとサイクルを回す上で相手の特殊アタッカーに対してクッションとなる駒が欲しかったため、HD特化の残飯型で採用しました。毒サイクルをする上で身代わりが機能することが非常に多いため、影うちの優先度は低めでした。構築上特殊ボーマンダに対しての立ち回りが苦しいのでこのポケモンで型の判断をすることが多かったです。またゲッコウガの熱湯を身代わりが耐えるため、択次第では激流ゲッコウガに対面から勝つことが可能です。

 

 

f:id:irohapoke15:20180813174119p:plainミミッキュ@ゴーストZ

性格:意地っ張り

実数値:155(196)-154(236)-101(4)-*-127(12)-124(60)

技構成:じゃれつく/シャドークロー/剣の舞/影うち

調整意図:

◇HB:a216メガメタグロスバレットパンチ確定耐え

◇HD:c222メガゲンガーの祟り目を確定耐え.c187ウルガモスの+2炎の舞を最高乱数切り耐え

◎準速70族抜き抜き(ガルーラと同値)

 

ジャラランガ+鋼と、きのみウルガモスに対して強く出ることができる点を評価して耐久振りゴーストZで採用しました。S実数値が124である理由としては剣の舞を持ったキノガッサが構築上重たいのと、ガルーラと同時選出した際の立ち回りを明確にするためです。毒以外の命中不安は極力避けたいので、ボーマンダ入りにほとんど選出しなかったことを考えて、じゃれつくはドレインパンチでよかったかもしれません。選出率は一番低いですが、補完としての役割は十分に果たしてくれました。

 

 

f:id:irohapoke15:20180614015802p:plainゲンガー@メガストーン

性格:臆病

実数値:159(188)-*-101(4)-191(4)-123(60)-200(252)

技構成:守る/シャドーボール/滅びの唄/道連れ

 調整意図:

◇HD:c191メガゲンガーシャドーボール75%耐え.c161カプ・レヒレのミズZハイドロポンプ87.5%耐え.

◎最速

 

対戦を重ねる中で、環境に存在する受けサイクルに追い打ち枠(バンギラスベトベトン)がほとんど存在しないことに気づき、オニゴーリやギミック系統の解答にもなり得る滅び型で採用しました。また、守るゲンガーは対面操作のできるランドロスと非常に相性がよく、影踏み滅びから後続のゲッコウガミミッキュを通す動きがとてもうまく機能しました。補完として採用したつもりでしたが、第二の軸として非常にいい働きをしてくれました。調整に関しては、hp165まで伸ばしてミミッキュの+2影うちを耐えるものがメジャーですが現環境の耐久振りミミッキュはHAベースのものが多くc4振りのシャドーボールを耐えてくる調整が多いので、対ゲンガーで有利になれるこちらの調整を優先的に採用しました。この枠はデンジュモクや虫Zウルガモスなど様々なポケモンと入れ替えて試行錯誤しましたが、ゲンガーが一番しっくりきました。

 

 

 

♤雑感

シーズン13 は、やけにガルランドが多い環境で各々どのように立ち回ろうか決めて対戦している人が多い印象があり、相手の選出が3秒で決まったり、ゲッコウガvsボーマンダ対面激流読み突っ張りなどが多く見受けられ面白かったし、大変でした。私は、「一発芸やびっくり箱で相手に勝つ」というよりは「単体性能の高いポケモンを並べて練度や立ち回りで相手に勝つ」という対戦が好きです。そういう意味では、この構築は自分に合っていたような気がします。完成度の高い構築になっていると思うので、気になった方はぜひ組んでみてください。

 

改めてシーズン13お疲れ様でした。


@ir_poke

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