【剣盾S3使用構築】対面カビガルド【最終31位】

どうも、いろっチャンネルのいろはです。

シーズン3で使用した構築を紹介します。 

 

【結果】

りず:最終31位/106勝52敗

いろは:最終39位

 

【概要/レンタル】※3/15までは公開します

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【構築経緯】

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対面構築をゲームメイクする際に、「あくび」と「まもる」を持ったカビゴンが、対面操作やダイマックスターン枯らしにおいて優秀だと考え構築をスタートさせた。

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カビゴンの増加も相まって、シーズン2でも使用していたタスキを持ったギルガルドが環境的に追い風であると感じていたため続投しようと考えた。

命の珠を持ったアタッカー型のミミッキュは、ダイマックスに依存しない対面性能を持ち、攻撃的な構築を組むにあたって入れないのはもったいないと感じていたため採用。

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ラムのみを持った積みアタッカーは現在の状態異常環境において非常に優秀だと考えており、型の一点読みもされずらいドラパルトを「龍の舞」型で採用。

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ここまででカバルドン展開に対する抵抗手段が用意できていなかったことや、ガチガチの受け回しを崩す手段に乏しいと感じていたため、攻めと守りの補完の優れたガマゲロゲトゲキッスを採用し構築が完成した。

 

 

【個体詳細】

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カビゴン@たべのこし

性格:腕白

特性:厚い脂肪

実数値:267(252)-130-128(252+)-*-130-51(4)

技構成:ヘビーボンバー/カウンター/あくび/まもる

 

構築の核。

「あくび」による対面操作によって有利対面を作り出したり、「まもる」によるこだわりチェックによって相手に簡単なゲームコントロールを許さない点を評価した。

 攻撃技は、環境に圧倒的に多いミミッキュトゲキッスに対する最大打点として「ヘビーボンバー」を選択。

ラストの枠は悩んだが、このポケモンが場をコントロールするだけでなく、その対戦の勝ち筋にもなれるという点を評価して「カウンター」を採用した。

環境に『鬼火ドラパルト』や『みがわりギルガルド』が一定数いたので、なるべくエースの裏に控えさせて不利対面をとった時の引き先として用意するよう立ち回りを意識した。

 

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ギルガルドきあいのタスキ

性格:いじっぱり

実数値:159(188)-110(236+)-160-*-160-91(84)

技構成:アイアンヘッド/インファイト/剣の舞/かげうち

調整:

◇HP:16n-1

◇A211ヒヒダルマの「とんぼがえり」+A142ミミッキュの珠「かげうち」確定耐え(~158ダメージ)

◆HB特化カビゴンを+2「インファイト」で確定一発(110.1~130.3%)

◎最速カビゴン抜き

 

対面構築に必須とも言ってもいいタスキ枠としてギルガルドを採用。

対面でカビゴンにかなり強く、ミミッキュトゲキッスに弱くない点を評価した。

シーズン2同様に、最初は「剣の舞」の枠を「シャドーボール」で使用していたが、『のろいカビゴン』に詰められる試合が少なくなかったため、こちらのカビゴンのあくびと合わせて処理しにいける「剣の舞」を採用。

格闘打点は「聖なる剣」も候補に上がったが、タスキを縦に殴り合う際に火力不足が否めなかったため「インファイト」の採用となった。

調整に関しては、素早さ91〜112の間にあまりポケモンが存在しないため、これ以上振っても無駄になることが多いと思い耐久に回した。これによってタスキを警戒してとんぼからミミッキュに繋いでくる動きに対して珠かげうちで縛られないようになった。

 

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ミミッキュ@命の珠

性格:陽気

実数値:131(4)-142(252+)-100-*-125-162(252)

技構成:じゃれつく/シャドークロー/剣の舞/かげうち

 

対面構築においてミミッキュを採用しないのはもったいないため採用。

選出率の高い攻撃的なミミッキュは命の珠を持っているか持っていないかで、天と地ほど性能に差があると感じている。

ゴースト技はゴーストダイブも使用したが、勝ち筋になる時よりもラグがあるせいで負けてしまうことの方が圧倒的に多かったためシャドークローにしている。例えば、皮の剥がれたダイマミミッキュに死に出しした際に、ゴーストダイブをうって同速に負けると、ダイホロウ→ダイウォール→かげうちで一方的に負けてしまう。

 

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ドラパルト@ラムのみ

性格:いじっぱり

特性:すりぬけ

実数値:

①191(220)-187(236+)-96(4)-*-96(4)-168(44)

②175(92)-189(252+)-95-*-95-183(164)

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/龍の舞/鋼の翼

 

状態異常耐性のある積みアタッカーが欲しかったため、一点読みされずらいドラパルトを採用。

カビゴンカバルドンのあくびを起点に積むことが多かった。

カビゴンがみがわりに対して隙を作ることが多かったので、特性はすりぬけで採用。

技構成は、シーズン2と同じ。

鋼の翼があるとトゲキッス入りに気持ち強気に投げることができる。

調整に関しては両方試したが、素早さより耐久の方が役に立つ場面が多かったので①を推奨する。

ギャラドスダイマックスをカビゴンで枯らして、飛び跳ねている最中に龍の舞をつんで全抜きするような試合も少なくなかった。

 

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ガマゲロゲ@しんぴのしずく

性格:ひかえめ

特性:すいすい

実数値:191(84)-*-111(124)-150(252+)-96(4)-100(44)

技構成:ハイドロポンプ/大地の力/ステルスロック/草結び

調整:※耐久調整をサイレント修正しました。

◇HP:16n-1

◇A187ドリュウズの珠ダイアースを最高乱数以外耐え(ダイマックス時に+2珠ダイアース確定耐え)

◆H267D130カビゴンをダイストリーム+雨ダイストリームで確定(40.8~48.6%)+(61.7~73%)

◎雨下で+1準速トゲキッス抜き

 

初手のカバルドンを拒否するために採用。

増加傾向であったヒートロトムに対して明確に強く、このポケモントゲキッスのどちらかをダイマックスさせれば崩すことのできるサイクルが多かった。

4枠目のステルスロックは、カビゴンと合わせることであくびループを形成することができ、対面構築に展開要素を含ませることができ、枠の圧縮につながった。

HPが残っていれば積極的にダイマックスし、自身で撒いたステルスロックを活かして相手を崩していく。

火力が絶妙にないおかげで、HPに振られたカビゴンをダイストリーム+雨ダイストリームでちょうどきのみを食わせずに処理することができる。←神

ダイマックスをしなくても最低限仕事ができるよう耐久にかなり努力値を割いている。

ドリュウズ地震を2耐えしたかったが努力値が足らなかった)

 

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トゲキッス@弱点保険

性格:ひかえめ

特性:天の恵

実数値:191(244)-*-116(4)-176(156+)-136(4)-113(100)

技構成:エアスラッシュ/マジカルシャイン/悪巧み/だいもんじ

調整:

◇HP:16n-1

◇A187ドリュウズの珠「ダイスチル」をダイマックス状態で確定耐え(80.3~96%)

◎準速ギルガルド抜き

 

数値と性能ともに8世代最強クラスなので使わないのは損だと思い採用。

ガマゲロゲと一緒に出すだけでは上手い人が使うヒートロトム入りの構築を崩すのは困難だと考え、弱点保険を持たせた。 

発動自体は相手依存だが、耐久にもガッツリ割いているため弱点技を打たれないなら行動回数が増えるだけなので問題はない。

初手に鬼火ドラパルトを誘うようだったので、このポケモンを合わせて相手になるべくリスクを背負わせるような立ち回りを心がけた。

地割れの一貫を切る役割も担う。

 

 

【選出について】

f:id:irohapoke15:20200202040116p:plainf:id:irohapoke15:20200202040010p:plainダイマックス

スタンダードな構築にはこのような選出をすることが多かった。

 

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ドヒドイデがいるような受け回しにはあくびループにはめてダイマックスを通す。

 

 

【雑感】

シーズン3は圧倒的にカビゴンが増加したシーズンであり、うまくメタることができた人が勝っている印象がある。

この構築では、基本的にカビゴンにはカビゴンであくびをうち、ガルドで積んで倒しにいくのが正規ルートだが、どのポケモンも一方的に不利をとっていない点が勝ちを重ねることができた要員だったと感じる。

シーズン4ではまた環境がガラッと変わるようなので考察が楽しみである。

が、一撃技を採用する構築が増えそうなのがネック。

 

Youtubeの方にこの構築を使った対戦もあげていますので、参考までに。

youtu.be

 

@ir_poke