今回は、シングルバトルのシーズン8で使用した構築を紹介します。
【結果】
最終47位
最終2124/最高2180
【並び】※最終日
【コンセプト】
ポリゴン2を誘って崩しの起点にする
【構築経緯】
環境に1番多いと感じていた『エースバーン、ポリゴン2、カバルドン、トゲキッス』の4体の並びに対して有利展開を作れるスカーフ水ロトムから構築を考えた。
次にロトムのボルトチェンジをエースバーンに当てたあとの交代先になったり、トリックでポリゴン2をノーマル技で固定した後に着地させると強い残飯龍舞ドラパルトを1枚目のエースとして採用。
ポリゴン2が初手からダイマックスしてくる展開まで考えると、上の2枚では怪しさがあったので水ロトムと補完が取れてトゲキッスにも弱くないHDナットレイを採用。
次に、悪ウーラオスの絡んだ選出に対してエースになることができ、単体でポリゴン2やカバルドンの処理を狙うことができるラムのみトゲキッスを2枚目のエースとして採用。
ここまでで相手のドラパルトをいなす手段にかけていることや、リザードンなどの明らかに初手でダイマックスしてくるポケモンの抵抗手段にかけていると感じていたので、まもるを持ったクッションガオガエンを採用。
最後に、ラプラスやピクシー、ニンフィア、ミミッキュといったポケモンをまとめて崩すことができ、ガオガエンの捨て台詞と合わせることで最大限強みを発揮できる弱点保険砂かきドリュウズを3枚目のエースとして採用し構築が完成した。
【個体詳細】
性格:臆病
特性:浮遊
実数値:157(252)-*-129(12)-126(4)-130(20)-147(220+)
-調整-
S:最速ギャラドス抜き
HD:無振りポリゴン2の『トライアタック』を確定3耐え(27.3~33.1%)
C:D4振りエースバーンを『ハイドロポンプ』で確定(105.8~125.1%)
構築の軸。
カバポリ2に対して有利展開を作る。
ポリゴン2をノーマル技で拘らせて、ドラパルトで起点にする動きは強力。
繰り出し回数をなるべく稼ぎたかったので調整はHSベース。
技構成もサポートに徹するならこの構成で完結している。
鬼火はパッチラゴンを見ても臆することなく選出するために必要だった。
トリックをうつタイミングが重要で、エースバーンのいる構築に対してはスカーフが活きるタイミングが必ずくるので、ポリゴン2と対面してもボルチェン→ナットレイなどで場作りを優先するよう心がけた。
ドラパルト@たべのこし
性格:陽気
特性:クリアボディ→すりぬけ
実数値:193(236)-151(84)-96(4)-*-109(108)-189(76+)
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/みがわり/龍の舞
-調整-
S:最速エースバーン抜き
HD:特化トゲキッスの『マジカルシャイン』確定耐え(81.8~97.4%)/C4振りポリゴン2のC-2『冷凍ビーム』をみがわりが確定耐え
A:H191B154ポリゴン2をA+2『ダイドラグーン』で確定2発(50.2~59.6%)/H振りポリゴン2をA+1『ダイドラグーン』で確定2発(53.4~62.8%)/H191B116トゲキッスをA+2『ダイホロウ』で15/16の乱数1発(99.4~117.8%)
2番目に採用したポケモンだったが、ポリゴン2+トゲキッスの並びに選出しても相手を崩すのが難しく、最終的には置物になっていた。
しかし、ドラパルトがいるおかげでエースバーンが格闘技を選択しづらくなったり、ポリゴン2がほぼ必ず選出されたりと役割はまっとうしてくれていた。
調整は特にポリゴン2を意識しており、ガオガエンのバークアウト+捨て台詞で火力を削いだ後、冷凍ビームをみがわりが耐える。
特性は、最終日だけみがわりアシレーヌの増加を感じ、すりぬけで使っていた。
ナットレイ@オッカの実
性格:生意気
特性:鉄の刺
実数値:181(252)-131(132)-151-*-167(124+)-22(個体値0)
技構成:ジャイロボール/やどりぎのタネ/ステルスロック/はたき落とす→ボディプレス
-調整-
A:H191B116トゲキッスを威力150『ジャイロボール』で確定(100.5~119.3%)
HD:特化トゲキッスの珠『ダイバーン』をオッカ込み14/16耐え/特化トゲキッスの眼鏡『エアスラッシュ』を確定2耐え(39.7~46.9%)
B:H191B131までのポリゴン2のみがわりを『ボディプレス』で確定壊し
ポリゴン2に対して余裕のあるステロまきとしての採用。
調整はダイマポリ2やトゲキッスに少しでも余裕を持てるようHDベース。
増加傾向にあったみがわりポリゴン2を役割対象に含めるためにボディプレスを採用。
ステルスロックを撒くことで、ノーマル+フェアリーでドラパルトを見る動きを封じることができたり、タスキカウンターや頑丈をケアすることができる。
最終日はエースバーンにボコボコにされる未来が見えてあまり選出できなかった。
トゲキッス@ラムのみ→カゴのみ
性格:臆病
特性:天の恵
実数値:183(180)-*-115-150(76)-135-145(252+)
技構成:エアスラッシュ/マジカルフレイム/悪巧み/朝の日差し→ねむる
-調整-
S:最速
C:D4振りエースバーンを『ダイジェット』(74.1~87.7%)+ステロダメで15/16の乱数1発/H4振りトゲキッスをC+2『ダイジェット』で確定(101.2~119.8%)
HD:C4振りトゲキッスの『ダイジェット』を確定2耐え(41.5~49.7%)
HB:陽気ウーラオスの鉢巻『暗黒強打』を乱数2耐え(43.7~51.9%)
ミラーに強くするために最速のつもりだったが、ミントを使い忘れてて実際は控えめを使ってたおバカ。
録画を見返したらそれで負けてる試合がかなりあって南無。
皆もやらかさないように注意しよう。
ガオガエンの捨て台詞から着地させて悪巧みを狙っていく。
単体でポリゴン2を解決して欲しかったので、マジカルフレイムと朝の日差しを採用。
最終日はドリュウズにラムのみを持たせたかったので、カゴ+ねむるを使ったが好感触で、積み切った後に麻痺とともにHPをフルにしてからダイマックスするのが非常に強力だった。
ガオガエン@混乱実
性格:穏やか
特性:威嚇
実数値:201(244)-*-129(148)-104(28)-133(84+)-65(個体値0)※努力値余り4
技構成:オーバーヒート/バークアウト/まもる/捨て台詞
-調整-
S:無振りカバルドン抜かれ抜かれ
HB:陽気エースバーンのA-1珠『とびひざげり』を確定耐え(82.5~98.5%) 、特化ゴリランダーのA+1『10まんばりき』確定耐え(80.5~95.5%)
HD:C特化エースバーンの珠『ダイアース』を15/16耐え(85.5~100.9%)
C:D4振りエースバーンを等倍『オーバーヒート』で50.9%~ /無振りゴリランダーを『オーバーヒート』で14/16の乱数1発(97.1~116.5%)
バークアウトや捨て台詞で起点を作るのが主な役割。
ドラパルトが相手のパーティにいたら極力選出することを心がけた。
調整は両刀エースバーンや特殊ドラパルトに1回でも動けるよう、HBDに振り分けた。
オーバーヒートはエースバーンを50%以上削ることができるので、まもるで膝を透かすことができれば対面突破が可能になる。
バークアウトと捨て台詞はみがわり貫通がとても偉く、ポリゴン2の型に依存せず起点作成が行える。
ドリュウズ@弱点保険→ラムのみ
性格:意地っ張り
特性:砂かき
実数値:185-192(156+)-99(148)-*-85-134(204)
-調整-
S:準速ギャラドス抜き
B:無振りカバルドンの『地震』を確定耐え(82.1~97.2%)/陽気エースバーンの珠『とびひざげり』をダイマ状態で12/16耐え(88.6~104.0%)
A:無振りエースバーンのダイマ状態を『ダイアース』で12/16 の乱数1発(95.4~112.9%)
ガオガエンの捨て台詞から着地して、剣の舞をしたりダイロックの素早さ上昇と弱点保険を同時に狙っていく。
調整はカバルドンをなるべく崩しやすいよう物理耐久に厚く振った。
最終日はラムのみの可能性をケアするカバルドン使いに全く当たらなかったので、持ち物を変更していた。ただ、50位以内に入るような上手い人はケアをちゃんとしてきたので逆に弱点保険ならなという場面も多かった。
それでも、カバルドン絡みに対しては強い崩し要員となってくれた。
最終日だけで言えば、ミミッキュやニンフィアなどの増加もありアタッカーの中では1番選出していた。
【選出について】
サイクル構築なので相手のパーティを見て柔軟に選出。
ベースとしてはこの2つ。
・『水ロトム+ガオガエンorナットレイ+ドラパルトorトゲキッスorドリュウズ』
【雑感】
今回は今までで 1番悔しいシーズンになりました。
剣盾に入ってからの8シーズン中の6シーズンで50番以内を達成していますが、今までは50番付近で戦ってその順位だったのに対し、今期は10番以内に入れるかのところで戦ってこの順位だったので本当に悔しいです。
ただ今まで戦っていたステージを1つランクアップさせることができたという意味では自分の成長も感じたので、達成できなかった10番以内はまたいつか取りたいと思います。
6時以降はR2150以上でずっと対戦できていたので強い構築になっていると思います。
詳しい構築の回し方については、対戦の後付け解説をYouTubeにもアップするのでぜひみてください。
シーズン8お疲れ様でした。
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