どうも、いろはです。
遅くなりましたが、S7の構築を紹介します。
【並び】
【構築経緯】
『エースバーン+ゴリランダー+カバルドンor水タイプ』という並びが明らかに環境に増えていたので、そこに強い動きを通せる並びを模索したところスピンロトムとガオガエンにたどり着いた。
スピンロトムを最終的に通すためにはステルスロックが欲しいと考え、ガオガエンが誘う水タイプに対してある程度余裕を持てるナットレイを採用。
次に、初手のカバルドンをある程度牽制でき、リザードンやエースバーンと撃ち合うことができる性能を評価してアシレーヌを採用。
最後に、ガオガエンの『捨て台詞』で起点を作った後に着地させることで強い『龍の舞』を持ったドラパルトと弱点保険のドリュウズを採用して構築を完成とした。
【個体詳細】
スピンロトム@たべのこし
特性:浮遊
性格:控えめ
実数値:157(252)-*-128(4)-161(+172)-128(4)-116(76)
調整意図:
HBS:無振りナットレイのジャイロボールをみがわりが確定耐え
S:ミミッキュの下をギリギリ取れそうなライン
C:+2ダイジェットでH181D136ナットレイを12/16で1発、ステロダメ+ダイジェットで無振りエースバーンを確定
構築の組み始め。
『エースバーン +ゴリランダー+カバルドンor水タイプ』の並びに対してガオガエンの捨て台詞と合わせて無類の強さを発揮する。
また環境に増加傾向にあった『ドヒドイデ+ナットレイ』の並びも同時にみてもらっていた。
『ボルトチェンジ』が珍しいかもしれないが、この技があるおかげで先発適正が上がり、初手で様子見をしながらナットレイやガオガエンを着地させることができるようになった。また、ストリンダーやヒートロトムなどの電気が無効でないポケモンで全抜きを阻止してくるパターンに対して、交代際のボルトチェンジや悪巧みしてからのボルトチェンジで相手にダイマックスを切らしてから、安全に全抜きを狙う動きを可能にした。
サイクルを回せる構築ならばこの技を切るのは非常にもったいないと感じる。
環境に刺さっていて非常に強かった。
ガオガエン@混乱実
特性:威嚇
性格:呑気
実数値:201(244)-135-156(+252)-*-112(12)-68(S個体値27)
技構成:嫉妬の炎/DDラリアット/挑発/捨て台詞
調整意図:
HB:陽気珠エースバーンの『火炎ボール+とびひざげり』をほぼ耐える(171~204ダメージ)
D:余り
S:ミラー意識
『捨て台詞』が安定行動になる場面が多く、簡単に起点を作れる点を評価した。
カバルドンに対して『挑発→捨て台詞→スピンロトム』の動きが強力。
『嫉妬の炎』はダイマックス状態のエースバーンや、ミミッキュの『剣の舞』をケアしたプレイングを取れる点が優秀だった。
ただ、ナットレイに対して打点が欲しい場面もあったので『火炎放射』と入れ替えながら使用していた。
ナットレイ@オッカのみ
特性:鉄の刺
性格:勇敢
実数値:181(252)-149(+172)-150-*-147(84)-22
技構成:ジャイロボール/タネマシンガン/ステルスロック/やどりぎのタネ
調整意図:
A:H191B116S115ラインのトゲキッスまで『ジャイロボール』で確定、H135B132S116ミミッキュ(アッキ発動後)に対して『鉄の刺ダメ+ジャイロボール』で12/16の1発、無振りラプラスを『ダイソウゲン』で確定1発(218~260ダメージ)
HD:C172トゲキッスのメガネ『エアスラッシュ』を確定2耐え
『ステロ+捨て台詞』の強さが異常だったので、ガオガエンとサイクルを形成できるこいつを採用した。
トゲキッスに対してなるべく合法的に居座れるよう調整を施した。
が、ドリュウズやミミッキュに対して弱くなってしまうので余りをBに振っている時期もあった。
Aに努力値を振り草技も持っているので、ダイマックスしても強いことを評価している。
アシレーヌ@突撃チョッキ
特性:激流
性格:控えめ
実数値:183(220)-84-104(76)-182(+156)-141(36)-83(20)
技構成:熱湯/ムーンフォース/エナジーボール/アクアジェット
調整意図:
HB:陽気珠エースバーン の『ダイジェット』を15/16耐え
HD:C165水ロトムの『10万ボルト』2発で落ちる確率8.5%(目安)
S:同速意識
C:余り
初手に出して圧力があり、対面性能の高い駒が欲しかったのでチョッキ型で採用。
ダイマックスしてもしなくても性能が高く、選出して腐ることが少なかった。
『アクアジェット』が機能する場面も多く、最後っぺで相手のタスキのケアやミミッキュの皮を剥がすことができて優秀だった。
ドラパルト@力の鉢巻
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り
実数値:175(92)-182(+204)-115(156)-*-96(4)-169(52)
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/鋼の翼/龍の舞
調整意図:
HB:陽気珠エースバーンの『ふいうち』15/16耐え、陽気珠ミミッキュの+2『影うち』確定耐え
A:無振りエースバーンを『ダイホロウorダイドラグーン』で15/16の1発、『鋼の翼』でASミミッキュを皮ダメ込み確定、H135B132ミミッキュ(アッキ発動後)を『ステロ+皮ダメ+ゴーストダイブ』で確定
S:エースバーンを1加速で抜ける実数値126ラインの2加速を、1加速で抜ける
スピンロトム、ドリュウズともに通らなさそうな構築に選出する。
ガオガエンの『捨て台詞』で起点を作り『龍の舞』を積極的に狙う。
威嚇環境だったのでクリアボディが有効に働く場面が多かった。
エースバーン の上を取れなくて困った場面はなかった。
調整や持ち物などかなりしっくりきた。
強い。
ドリュウズ@弱点保険
特性:砂かき
性格:意地っ張り
実数値:185-205(+252)-87(52)*-85-134(204)
調整意図:
S:準速ギャラドス抜き
A:特化
B:余り
エースバーン に対して『威嚇+捨て台詞』を決めた後に展開することで『ダイロック』を綺麗にうつことができると考え弱点保険型で採用。
威嚇ギャラドスに対して上から能動的に崩していけるようSラインは設定。
ステロと合わせてアーマーガアを崩しにいきたい場面も多かったので攻撃は特化。
『エースバーン +ミミッキュ+ラプラス』のような選出をされることが多かったので、ガオガエンと組み合わせて崩しを行った。
最初はタスキで採用していたが、弱点保険にしてから圧倒的に勝率が上がったので、ここに気づかなかったらシーズン7は沈没していただろう。
【選出について】
『アシレーヌorナットレイ』+『ガオガエン』+『スピンロトムorドラパルトorドリュウズ』
詳しい立ち回りなどはYoutubeの方でも解説しているのでそちらを参考にしてください↓
スピンロトムの略称は
Fan+ロトム=ファントム
らしい
Twitter @ir_poke