【剣盾S12使用構築】『カバルドン×砂かきウオノラゴン』【2114/最終50位】

シーズン12で使用した構築を紹介します

 

【結果】

TN レッド

最終レート 2114/50位

85勝40敗

 

【概要】

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【構築経緯】

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ダイマックス枠の中で最も強いとされる「サンダー」と「エースバーン」に行動保証を持ちながら、ステルスロックのダメージを蓄積できる『HDカバルドン』から構築を組み始めた。

初手にカバルドンを置く上で相手の「ウオノラゴン」への解答は必須だったので、後ろに『砂かきウオノラゴン』を採用することで引き先とし、すべての上からエラがみで制圧することを考えた。

次にウオノラゴンミラーで強引にダイマックスを使って打開を狙ってきた場合や、逆鱗での固定を選択してきた場合に切り返すことができる『ミミッキュ』を採用し、これらを基本選出とした。

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水枠が「カプ・レヒレ」のパターンではカバルドンステルスロックをまくだけで退場してしまうことが多いので、起点にしながら全抜きを狙える『カミツルギ』を採用。

次に強力な草タイプ(ゴリランダーなど)がいる場合でもカバルドンを選出できるよう、引き先になりつつエース運用も可能な『サンダー』を採用。

最後に「サンダー」に見た目上強く、カバルドンとも相性のいい『ウツロイド』を"愛"で採用し構築を完成とした。

 

【コンセプト】

・緩やかなサイクルと対面的な動きの両方ができること

・全てのポケモンにダイウォールを採用し、立ち回りに柔軟性を与える

 

【個体詳細】

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カバルドン@オボンのみ

特性:砂起こし

性格:慎重

実数値:215(252)-132-135(個体値25)-*-136(+252)-68(4)

技構成:地震/あくび/ステルスロック/吹き飛ばし

 

サンダーやエースバーンにあくびと合わせて1番ステルスロックを踏ませやすいポケモンとして『カバルドン』を採用した。

調整は、あらゆる構築に初手で置きやすいようDL対策を施したHD。

最終日の対戦の8割は初手に置いて展開した。

ただただ強かった。

 

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ウオノラゴン@こだわりハチマキ

特性:砂かき

性格:意地っ張り

実数値:165-156(+252)-121(4)-*-100-127(252)

技構成:エラがみ/寝言/逆鱗/ロックブラスト

 

カバルドンを強く使うためには相手のウオノラゴンへの引き先が必要だと考え、エラがみに対して受け出しながら上から縛りにいくことができる『砂かきウオノラゴン』を採用した。

基本的にはカバルドンのあくびで対面操作をしながら、有利対面を作って高速高火力のエラがみをぶつけていく。

こだわりハチマキを持たせることで頑丈顎と同じ火力になるため、S関係がはっきりしない対面では普通のスカーフウオノラゴンだという認識を相手に押し付けることができる(相手のミスリードを利用しやすくなる)。

またダイロックによるS上昇によって従来のウオノラゴンよりダイマックス適正が高く、ドラパルトの上からダイドラグーンを押し付けたり、ダイウォール→ダイロック→ダイウォール→エラがみ でダイジェット組すら突破することができる。

砂ダメージ3回とエラがみ3回でB4振りウオノラゴンが確定で落ちるので意地っ張りで採用したが、砂かきドリュウズが増えるようなら陽気も選択肢に入る。

使っていて本当に楽しいポケモンだった。

 

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ミミッキュ@いのちのたま

特性:化けの皮

性格:陽気

実数値:131(4)-142(252)-100-*-125-162(+252)

技構成:じゃれつく/ゴーストダイブ/剣の舞/影うち

 

影うちのリーチが長く、ミラーで強い最速珠での採用。

このポケモンダイマックスを切る展開が1番多かった。

皆さんご存知の通り最強。

 

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カミツルギきあいのタスキ

特性:ビーストブースト

性格:陽気

実数値:135(4)-233(252)-151-*-51-177(+252)

技構成:リーフブレード/聖なる剣/ギガインパクト/剣の舞

 

カバルドンを採用する関係上、水タイプを起点にしながら全抜きを狙っていけるようなエースが欲しかったので採用。

相手の構築にエースバーンやサンダーがいても対面選出に組み込めることや、ダイウォールになる剣の舞を採用しやすい点を評価して持ち物は『きあいのタスキ』(砂で削れないのがえらい)。

ステルスロックをうまく展開できればサンダーで止まることも少ないので、ナットレイの絡んだタイプ受けサイクルは全てこのポケモンで崩していた。

かっこよくて強い。

  

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サンダー@するどいクチバシ

特性:静電気

性格:控えめ

実数値:197(252)-*-130(196)-159(+)-110-128(60)

技構成:ボルトチェンジ/暴風/熱風/羽休め

調整:

C:ダイジェットでD4振りエースバーンを確定

S:1加速でアーゴヨン抜き

HB:A184エースバーンの珠キョダイカキュウ確定耐え(目安)

 

カバルドンがゴリランダーやカミツルギと対面した際に引き先になれるHBベースでの採用。

このポケモンは現環境で圧力が1番高いので、パーティにいるだけで相手の選出を想定しやすい点が強いと思っている。

ステルスロックを展開した時にエースになることも考えて、鋭い嘴を持たせている。

 

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ウツロイド@パワフルハーブ

特性:ビーストブースト

性格:臆病

実数値:185(4)-*-77(76)-169(172)-152(4)-170(+252)

技構成:メテオビーム/ヘドロウェーブ/身代わり/サイコショック

調整:

S:最速

C:ビーストブーストでSが上がるライン

HBD:あまりでなるべく防御の指数をあげる

 

カバルドンと相性がよく、サンダーに見た目上強いポケモンとして採用した。

終盤ナットレイの数が激増していたので選出機会は多くなかったが、通る構築には積極的に選出した。

メテオビームは技の性質上ダイウォールやまもるに弱いが、『みがわり』はそれを逆に利用して崩しに移行できるためこの型を使う際は必須レベルだと考えている。

サイコショックはダイサイコになり、先制技で縛られにくくなるので評価が高い。

性能、ビジュアルともに素晴らしい。

 

【選出について】

選出はほとんど初手カバルドン固定で、カバルドンが動かしづらいポケモンに強いポケモンを残りで補完していく。多かった選出パターン紹介。

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この構築をより強くするならサンダーとウツロイドに変化を加えたい。

 

【雑感】

新しいポケモンがたくさん来て楽しいシーズンでした。

構築を煮詰めることができなかったので、順位レートともにこの辺りで満足しています。

楽しい構築になったので気になった方は真似して育成してみてください。

Youtubeにも最終日の動画を投稿しているので、参考までにご覧ください!!

 


【新開拓】流行りの頑丈顎ウオノラゴンも涙する新構築『カバルドン×砂かきウオノラゴン』【ポケモン剣盾】

  

スペシャルサンクス】

記事を添削してくださったリドルさん

 

 

【剣盾S10使用構築】バレルカビゲン【最終2127/18位】

シーズン10で使用した構築を紹介します。

 

【結果】

最終2127 18位 109勝49敗

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【並び】

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【構築経緯】

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環境にいるポケモンのほぼ全てに上から動けるゲンガーは、有利対面を作ったときの制圧力が高いのでこのシリーズでは採用価値が高いのではないかと考えた。

ゲンガーは初手においてしまうと読まれやすく簡単に処理されてしまうので、襷モロバレルで対面のポケモンを眠らせてから安全に着地させることを軸とした。

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バレルやゲンガーと補完が取れており、有利展開を作ったときに1匹でスタンを詰めることができそうなのろいカビゴンを3体目に採用。

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初手にきやすいラム持ちのホルードやパッチラゴンのきのみを消費でき、スカーフトリックでカビゴンのサポートもできるサイクルパーツとしてヒトムを採用。

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パッチラゴンの技の一貫は選出画面で切っておく必要があり、攻撃性能とサイクル性能を両立できるアシレーヌドサイドンを最後に採用して構築を完成とした。

※最終日に即席で考えたので完成度は低いです。

 

【個体詳細】

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ゲンガー@黒いヘドロ

特性:呪われボディ

性格:臆病

実数値:155(156)-63-92(92)-151(4)-96(4)-178(252+)

技構成:たたりめ/ヘドロウェーブ/鬼火/みがわり

調整意図:※より効率の良い調整を見つけたので変更しました(10/6)

HB:A182ウーラオスの「水流連打」確定耐え

HD:DL対策

S:最速

 

環境にいるモロバレルがゲンガーに打点を持っていないことが多いので、対面を作って「みがわり」から崩しを狙う。

サイクルパーツとしても使いたかったので、火力はダイアシッドに頼り、耐久に努力値を割いている。

バレル→ゲンガーの動きが本当に楽しい。

 

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モロバレルきあいのタスキ

特性:再生力

性格:呑気

実数値:219(236)-*-134(252+)-105-103(20)-33

技構成:ギガドレイン/たたりめ/光合成/キノコの胞子

 

アシレーヌや水ウーラオスが後出しからでてくるモロバレルを処理するルートを持っていることが多かったので、クッションのように使うよりは初手に出す方が強いと考え「きあいのタスキ」を持たせた。

ナットレイ入りにアシレーヌやゲンガーと共に出しやすくするために「たたりめ」を採用したが、ヘドロ爆弾の方が汎用性も高く強いと思う。

メタられまくっていたので、立ち回りや選出に気を使う必要があった。

 

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カビゴン@フィラのみ

特性:食いしん坊

性格:腕白

実数値:261(204)-134(28)-128(252)-*-132(12)-52(12)

技構成:空元気/地震/鈍い/リサイクル

 

カビゴンを使う上では「カウンター」か「鈍い」がないと、ウーラオス入りに出せないので、鬼火ゲンガーと相性の良い「鈍い」型で採用。

ラム持ちの物理アタッカーは素の火力が高いわけではないので、ダイマックスを枯らしてしまえば「鈍い」から3タテを狙えることが多かった。

ダイアースを3回打って特防をあげてしまえば完全に要塞化できる。

 

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ヒトム@こだわりスカーフ

特性:浮遊

性格:臆病

実数値:157(252)-*-135(60)-125-127-144(196+)

技構成:ボルトチェンジ/オーバーヒート/トリック/鬼火

調整:

HB:A152パッチラゴンのダイドラグーン15/16耐え/A108ホルードのダイアタック14/16耐え

S:最速ホルード抜き

 

サイクル構築を組む上で地面の一貫切りは必要だと考え採用。

パッチラゴンやホルードのラム持ちが多かったので、鬼火でラムを消費させてモロバレルを動かしやすくすることを狙った。

受けループはこのポケモンで特殊受けにスカーフトリックを決めて、ゲンガーでなんとか崩していたがシビアである。

 

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アシレーヌとつげきチョッキ

特性:激流

性格:控えめ

実数値:187(252)-84-105(84)-179(132)-137(4)-85(36)

技構成:熱湯/ムーンフォース/サイコキネシス/アクアジェット

調整:

HB:A182ウーラオスの鉢巻「どくづき」確定耐え

C:H221D100モロバレルを「ムーンフォース+ダイサイコ」で確定

S:同族意識

 

この枠は途中まで珠ダイジェットマリルリを採用していたが、ダイマックス前提のポケモンはサイクル参加ができず、立ち回りが窮屈だったのでアシレーヌになった。

選出率がかなり低かったのでもう少し考える必要のある枠。

 

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ドサイドン@オボンのみ

特性:ハードロック

性格:意地っ張り

実数値:192(12)-211(252+)-153(20)-*-97(164)-67(52)

技構成:地震/ロックブラスト/剣の舞/ヒートスタンプ

調整:

A:H221B134モロバレルを「ロックブラスト(3被弾)+ヒートスタンプ」で確定

HB:A152珠パッチラゴンの「ダイジェット」(非ダイマ被弾)+「ダイドラグーン+げりきん」をオボン込み確定耐え

HD:A187ポリゴンZの適応力+2「ダイアタック+ダイアタック(砂下)」をダイマ状態で確定耐え

S:4振りガラガラ抜き

 

初手にでてきやすいラムパッチラゴンのダイジェットに後出しして、有利展開を狙う。

地面枠はホルードと迷ったが、サイクルを回す上ではドサイドンの方が優秀と感じた。ただ、Sが遅いので相手の選出によっては腐ることがあるので選出はかなり慎重にしていた。

「ヒートスタンプ」は『小さくなるラッキー+モロバレル』のような構築に強く出ることができる。

 

【基本選出】

1.モロバレル+ゲンガーorヒトム+カビゴン

これ以外は柔軟にサイクルしてました。

 

【感想】

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最終日前日まで上記の並びを使っていましたが、このシリーズでしか活躍できないであろうゲンガーを使ってあげたい気持ちが大きくなり、急遽構築を練り直しました。

結果的に悪くない順位で終われたのでよかったですが、2rom1ページを終盤にキープできていたので1桁取りたかったという悔しい気持ちが大きいです。

また狙えるタイミングが来れば、1桁を取りたいです。

構築の軸は悪くないと思うので、皆さんの構築作りの役に立てば幸いです。

バレルゲンガーを使った最終日の動画もユーチューブに投稿しているので、よかったらみてください!

 


【レート2127/ 最終18位】シーズン10最終日を"あの"『ゲンガー』で蹂躙してきたぞ!!【ポケモン剣盾】

 

では

 

 

 

 

【剣盾S8使用構築】ミトムガエン展開【最終47位/2124】

今回は、シングルバトルのシーズン8で使用した構築を紹介します。

 

【結果】

最終47位

最終2124/最高2180

 

 

【並び】※最終日

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【コンセプト】

ポリゴン2を誘って崩しの起点にする

 

 

【構築経緯】

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環境に1番多いと感じていた『エースバーン、ポリゴン2カバルドントゲキッス』の4体の並びに対して有利展開を作れるスカーフ水ロトムから構築を考えた。

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次にロトムボルトチェンジをエースバーンに当てたあとの交代先になったり、トリックでポリゴン2をノーマル技で固定した後に着地させると強い残飯龍舞ドラパルトを1枚目のエースとして採用。

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ポリゴン2が初手からダイマックスしてくる展開まで考えると、上の2枚では怪しさがあったので水ロトムと補完が取れてトゲキッスにも弱くないHDナットレイを採用。

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次に、悪ウーラオスの絡んだ選出に対してエースになることができ、単体でポリゴン2カバルドンの処理を狙うことができるラムのみトゲキッスを2枚目のエースとして採用。

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ここまでで相手のドラパルトをいなす手段にかけていることや、リザードンなどの明らかに初手でダイマックスしてくるポケモンの抵抗手段にかけていると感じていたので、まもるを持ったクッションガオガエンを採用。

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最後に、ラプラスやピクシー、ニンフィアミミッキュといったポケモンをまとめて崩すことができ、ガオガエンの捨て台詞と合わせることで最大限強みを発揮できる弱点保険砂かきドリュウズを3枚目のエースとして採用し構築が完成した。

 

 

【個体詳細】

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ロトムこだわりスカーフ

性格:臆病

特性:浮遊

実数値:157(252)-*-129(12)-126(4)-130(20)-147(220+)

技構成:ボルトチェンジ/ハイドロポンプ/トリック/鬼火

-調整-

S:最速ギャラドス抜き

HD:無振りポリゴン2の『トライアタック』を確定3耐え(27.3~33.1%)

C:D4振りエースバーンを『ハイドロポンプ』で確定(105.8~125.1%) 

 

構築の軸。

カバポリ2に対して有利展開を作る。

ポリゴン2をノーマル技で拘らせて、ドラパルトで起点にする動きは強力。

繰り出し回数をなるべく稼ぎたかったので調整はHSベース。

技構成もサポートに徹するならこの構成で完結している。

鬼火はパッチラゴンを見ても臆することなく選出するために必要だった。

トリックをうつタイミングが重要で、エースバーンのいる構築に対してはスカーフが活きるタイミングが必ずくるので、ポリゴン2と対面してもボルチェン→ナットレイなどで場作りを優先するよう心がけた。

 

 

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ドラパルト@たべのこし

性格:陽気

特性:クリアボディ→すりぬけ

実数値:193(236)-151(84)-96(4)-*-109(108)-189(76+)

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/みがわり/龍の舞

-調整-

S:最速エースバーン抜き

HD:特化トゲキッスの『マジカルシャイン』確定耐え(81.8~97.4%)/C4振りポリゴン2のC-2『冷凍ビーム』をみがわりが確定耐え

HB:無振りカバルドンのA-2『地震』をみがわりが確定耐え

A:H191B154ポリゴン2をA+2『ダイドラグーン』で確定2発(50.2~59.6%)/H振りポリゴン2をA+1『ダイドラグーン』で確定2発(53.4~62.8%)/H191B116トゲキッスをA+2『ダイホロウ』で15/16の乱数1発(99.4~117.8%)

 

2番目に採用したポケモンだったが、ポリゴン2+トゲキッスの並びに選出しても相手を崩すのが難しく、最終的には置物になっていた。

しかし、ドラパルトがいるおかげでエースバーンが格闘技を選択しづらくなったり、ポリゴン2がほぼ必ず選出されたりと役割はまっとうしてくれていた。

調整は特にポリゴン2を意識しており、ガオガエンのバークアウト+捨て台詞で火力を削いだ後、冷凍ビームをみがわりが耐える。

トゲキッスドリュウズともに選出しづらい時に出した。

特性は、最終日だけみがわりアシレーヌの増加を感じ、すりぬけで使っていた。

 

 

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ナットレイ@オッカの実

性格:生意気

特性:鉄の刺

実数値:181(252)-131(132)-151-*-167(124+)-22(個体値0)

技構成:ジャイロボール/やどりぎのタネ/ステルスロック/はたき落とす→ボディプレス

-調整-

A:H191B116トゲキッスを威力150『ジャイロボール』で確定(100.5~119.3%)

HD:特化トゲキッスの珠『ダイバーン』をオッカ込み14/16耐え/特化トゲキッスの眼鏡『エアスラッシュ』を確定2耐え(39.7~46.9%)

B:H191B131までのポリゴン2のみがわりを『ボディプレス』で確定壊し

 

ポリゴン2に対して余裕のあるステロまきとしての採用。

調整はダイマポリ2やトゲキッスに少しでも余裕を持てるようHDベース。

増加傾向にあったみがわりポリゴン2を役割対象に含めるためにボディプレスを採用。

ステルスロックを撒くことで、ノーマル+フェアリーでドラパルトを見る動きを封じることができたり、タスキカウンターや頑丈をケアすることができる。

最終日はエースバーンにボコボコにされる未来が見えてあまり選出できなかった。

 

 

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トゲキッス@ラムのみ→カゴのみ

性格:臆病

特性:天の恵

実数値:183(180)-*-115-150(76)-135-145(252+)

技構成:エアスラッシュ/マジカルフレイム/悪巧み/朝の日差し→ねむる

-調整-

S:最速

C:D4振りエースバーンを『ダイジェット』(74.1~87.7%)+ステロダメで15/16の乱数1発/H4振りトゲキッスをC+2『ダイジェット』で確定(101.2~119.8%)

HD:C4振りトゲキッスの『ダイジェット』を確定2耐え(41.5~49.7%)

HB:陽気ウーラオスの鉢巻『暗黒強打』を乱数2耐え(43.7~51.9%)

 

ミラーに強くするために最速のつもりだったが、ミントを使い忘れてて実際は控えめを使ってたおバカ。

録画を見返したらそれで負けてる試合がかなりあって南無。

皆もやらかさないように注意しよう。

ガオガエンの捨て台詞から着地させて悪巧みを狙っていく。

単体でポリゴン2を解決して欲しかったので、マジカルフレイムと朝の日差しを採用。

最終日はドリュウズにラムのみを持たせたかったので、カゴ+ねむるを使ったが好感触で、積み切った後に麻痺とともにHPをフルにしてからダイマックスするのが非常に強力だった。

 

 

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ガオガエン@混乱実

性格:穏やか

特性:威嚇

実数値:201(244)-*-129(148)-104(28)-133(84+)-65(個体値0)※努力値余り4

技構成:オーバーヒート/バークアウト/まもる/捨て台詞

-調整-

S:無振りカバルドン抜かれ抜かれ

HB:陽気エースバーンのA-1珠『とびひざげり』を確定耐え(82.5~98.5%) 、特化ゴリランダーのA+1『10まんばりき』確定耐え(80.5~95.5%)

HD:C特化エースバーンの珠『ダイアース』を15/16耐え(85.5~100.9%) 

C:D4振りエースバーンを等倍『オーバーヒート』で50.9%~ /無振りゴリランダーを『オーバーヒート』で14/16の乱数1発(97.1~116.5%)

 

バークアウトや捨て台詞で起点を作るのが主な役割。

ドラパルトが相手のパーティにいたら極力選出することを心がけた。

調整は両刀エースバーンや特殊ドラパルトに1回でも動けるよう、HBDに振り分けた。

オーバーヒートはエースバーンを50%以上削ることができるので、まもるで膝を透かすことができれば対面突破が可能になる。

バークアウトと捨て台詞はみがわり貫通がとても偉く、ポリゴン2の型に依存せず起点作成が行える。

 

 

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ドリュウズ@弱点保険→ラムのみ

性格:意地っ張り

特性:砂かき

実数値:185-192(156+)-99(148)-*-85-134(204)

技構成:地震/アイアンヘッド/ロックブラスト/剣の舞

-調整-

S:準速ギャラドス抜き

B:無振りカバルドンの『地震』を確定耐え(82.1~97.2%)/陽気エースバーンの珠『とびひざげり』をダイマ状態で12/16耐え(88.6~104.0%) 

A:無振りエースバーンのダイマ状態を『ダイアース』で12/16 の乱数1発(95.4~112.9%)

 

ガオガエンの捨て台詞から着地して、剣の舞をしたりダイロックの素早さ上昇と弱点保険を同時に狙っていく。

調整はカバルドンをなるべく崩しやすいよう物理耐久に厚く振った。

最終日はラムのみの可能性をケアするカバルドン使いに全く当たらなかったので、持ち物を変更していた。ただ、50位以内に入るような上手い人はケアをちゃんとしてきたので逆に弱点保険ならなという場面も多かった。

それでも、カバルドン絡みに対しては強い崩し要員となってくれた。

最終日だけで言えば、ミミッキュニンフィアなどの増加もありアタッカーの中では1番選出していた。

 

  

【選出について】

サイクル構築なので相手のパーティを見て柔軟に選出。

ベースとしてはこの2つ。

・『水ロトム+ガオガエンorナットレイ+ドラパルトorトゲキッスorドリュウズ

・『ガオガエン+ドリュウズ+トゲキッス

 

 

【雑感】

今回は今までで 1番悔しいシーズンになりました。

剣盾に入ってからの8シーズン中の6シーズンで50番以内を達成していますが、今までは50番付近で戦ってその順位だったのに対し、今期は10番以内に入れるかのところで戦ってこの順位だったので本当に悔しいです。

ただ今まで戦っていたステージを1つランクアップさせることができたという意味では自分の成長も感じたので、達成できなかった10番以内はまたいつか取りたいと思います。

6時以降はR2150以上でずっと対戦できていたので強い構築になっていると思います。

詳しい構築の回し方については、対戦の後付け解説をYouTubeにもアップするのでぜひみてください。

シーズン8お疲れ様でした。

 

↓登録してね

www.youtube.com

【剣盾S7使用構築】ファントムガエン【最終50位】

どうも、いろはです。

遅くなりましたが、S7の構築を紹介します。

 

【並び】

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【構築経緯】

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『エースバーン+ゴリランダー+カバルドンor水タイプ』という並びが明らかに環境に増えていたので、そこに強い動きを通せる並びを模索したところスピンロトムガオガエンにたどり着いた。

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スピンロトムを最終的に通すためにはステルスロックが欲しいと考え、ガオガエンが誘う水タイプに対してある程度余裕を持てるナットレイを採用。

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次に、初手のカバルドンをある程度牽制でき、リザードンやエースバーンと撃ち合うことができる性能を評価してアシレーヌを採用。

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最後に、ガオガエンの『捨て台詞』で起点を作った後に着地させることで強い『龍の舞』を持ったドラパルトと弱点保険のドリュウズを採用して構築を完成とした。

 

 

【個体詳細】

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スピンロトム@たべのこし

特性:浮遊

性格:控えめ

実数値:157(252)-*-128(4)-161(+172)-128(4)-116(76)

技構成:エアスラッシュ/ボルトチェンジ/みがわり/悪巧み

調整意図:

HBS:無振りナットレイのジャイロボールをみがわりが確定耐え

S:ミミッキュの下をギリギリ取れそうなライン

C:+2ダイジェットでH181D136ナットレイを12/16で1発、ステロダメ+ダイジェットで無振りエースバーンを確定

 

構築の組み始め。

『エースバーン +ゴリランダー+カバルドンor水タイプ』の並びに対してガオガエンの捨て台詞と合わせて無類の強さを発揮する。

また環境に増加傾向にあった『ドヒドイデナットレイ』の並びも同時にみてもらっていた。

ボルトチェンジ』が珍しいかもしれないが、この技があるおかげで先発適正が上がり、初手で様子見をしながらナットレイガオガエンを着地させることができるようになった。また、ストリンダーやヒートロトムなどの電気が無効でないポケモンで全抜きを阻止してくるパターンに対して、交代際のボルトチェンジや悪巧みしてからのボルトチェンジで相手にダイマックスを切らしてから、安全に全抜きを狙う動きを可能にした。

サイクルを回せる構築ならばこの技を切るのは非常にもったいないと感じる。

環境に刺さっていて非常に強かった。

 

 

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ガオガエン@混乱実

特性:威嚇

性格:呑気

実数値:201(244)-135-156(+252)-*-112(12)-68(S個体値27)

技構成:嫉妬の炎/DDラリアット/挑発/捨て台詞

調整意図:

HB:陽気珠エースバーンの『火炎ボール+とびひざげり』をほぼ耐える(171~204ダメージ)

D:余り

S:ミラー意識

 

『捨て台詞』が安定行動になる場面が多く、簡単に起点を作れる点を評価した。

カバルドンに対して『挑発→捨て台詞→スピンロトム』の動きが強力。

『嫉妬の炎』はダイマックス状態のエースバーンや、ミミッキュの『剣の舞』をケアしたプレイングを取れる点が優秀だった。

ただ、ナットレイに対して打点が欲しい場面もあったので『火炎放射』と入れ替えながら使用していた。

 

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ナットレイ@オッカのみ

特性:鉄の刺

性格:勇敢

実数値:181(252)-149(+172)-150-*-147(84)-22

技構成:ジャイロボール/タネマシンガン/ステルスロック/やどりぎのタネ

調整意図:

A:H191B116S115ラインのトゲキッスまで『ジャイロボール』で確定、H135B132S116ミミッキュ(アッキ発動後)に対して『鉄の刺ダメ+ジャイロボール』で12/16の1発、無振りラプラスを『ダイソウゲン』で確定1発(218~260ダメージ)

HD:C172トゲキッスのメガネ『エアスラッシュ』を確定2耐え

 

『ステロ+捨て台詞』の強さが異常だったので、ガオガエンとサイクルを形成できるこいつを採用した。

トゲキッスに対してなるべく合法的に居座れるよう調整を施した。

が、ドリュウズミミッキュに対して弱くなってしまうので余りをBに振っている時期もあった。

Aに努力値を振り草技も持っているので、ダイマックスしても強いことを評価している。

 

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アシレーヌ@突撃チョッキ

特性:激流

性格:控えめ

実数値:183(220)-84-104(76)-182(+156)-141(36)-83(20)

技構成:熱湯/ムーンフォース/エナジーボール/アクアジェット

調整意図:

HB:陽気珠エースバーン の『ダイジェット』を15/16耐え

HD:C165水ロトムの『10万ボルト』2発で落ちる確率8.5%(目安)

S:同速意識

C:余り

 

初手に出して圧力があり、対面性能の高い駒が欲しかったのでチョッキ型で採用。

ダイマックスしてもしなくても性能が高く、選出して腐ることが少なかった。

アクアジェット』が機能する場面も多く、最後っぺで相手のタスキのケアやミミッキュの皮を剥がすことができて優秀だった。

 

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ドラパルト@力の鉢巻

特性:クリアボディ

性格:意地っ張り

実数値:175(92)-182(+204)-115(156)-*-96(4)-169(52)

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/鋼の翼/龍の舞

調整意図:

HB:陽気珠エースバーンの『ふいうち』15/16耐え、陽気珠ミミッキュの+2『影うち』確定耐え

A:無振りエースバーンを『ダイホロウorダイドラグーン』で15/16の1発、『鋼の翼』でASミミッキュを皮ダメ込み確定、H135B132ミミッキュ(アッキ発動後)を『ステロ+皮ダメ+ゴーストダイブ』で確定

S:エースバーンを1加速で抜ける実数値126ラインの2加速を、1加速で抜ける

 

スピンロトムドリュウズともに通らなさそうな構築に選出する。

ガオガエンの『捨て台詞』で起点を作り『龍の舞』を積極的に狙う。

威嚇環境だったのでクリアボディが有効に働く場面が多かった。

エースバーン の上を取れなくて困った場面はなかった。

調整や持ち物などかなりしっくりきた。

強い。

 

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ドリュウズ@弱点保険

特性:砂かき

性格:意地っ張り

実数値:185-205(+252)-87(52)*-85-134(204)

技構成:地震/アイアンヘッド/ロックブラスト/剣の舞

調整意図:

S:準速ギャラドス抜き

A:特化

B:余り

 

エースバーン に対して『威嚇+捨て台詞』を決めた後に展開することで『ダイロック』を綺麗にうつことができると考え弱点保険型で採用。

威嚇ギャラドスに対して上から能動的に崩していけるようSラインは設定。

ステロと合わせてアーマーガアを崩しにいきたい場面も多かったので攻撃は特化。

『エースバーン +ミミッキュラプラス』のような選出をされることが多かったので、ガオガエンと組み合わせて崩しを行った。

最初はタスキで採用していたが、弱点保険にしてから圧倒的に勝率が上がったので、ここに気づかなかったらシーズン7は沈没していただろう。

 

 

【選出について】

ガオガエンの選出はほぼ固定で、あとは臨機応変に選択。

アシレーヌorナットレイ』+『ガオガエン』+『スピンロトムorドラパルトorドリュウズ

 

 

詳しい立ち回りなどはYoutubeの方でも解説しているのでそちらを参考にしてください↓

 

youtu.be

 

 

スピンロトムの略称は

Fan+ロトム=ファントム

らしい

 

Twitter @ir_poke

 

【剣盾S5使用構築】カバルドン+型破りドリュウズ【最終28位】

どうも、いろはです。

今回はランクマッチシーズン5で使用した構築を紹介します。

 

【結果】

最終28位

 

【概要】

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【コンセプト】

1.ミミッキュを採用しない

2.ダイウォールを全てのポケモンが使えるようにする

 

【構築経緯】

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ステルスロック+スカーフ型破りドリュウズ』が"TOP6"や"ダイマ+タスキ+ミミッキュ"に強く、構築の軸として添えようと考えた。

場を整えてドリュウズを展開するためのステロ要員としては、砂かきドリュウズを相手に警戒させられる点や、ドリュウズの苦手な相手に行動回数を稼ぎやすいカバルドンが適任だと考えた。

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次にドリュウズとの相性補完に優れ、カバルドンを展開しにくいギャラドス入りに対して有利に展開できる威嚇ギャラドスを2枚目のエースとして添えた。

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カバルドンを使う上で、ヒヒダルマにクッションとして機能するポケモンが欲しかったので、流行していたナットレイやあくびカビゴンも崩せることを評価して残飯ギルガルドを採用。

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ドリュウズギャラドスではドラパルトに一方的に崩されかねないので、ダイホロウの一貫を切ることができ、状態異常にも抵抗力を持つのろいカビゴンを採用。

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ここまででエースが物理によっていたので、ドラゴンの一貫を切ることができ、ほぼ全ての構築に選出していけるメガネトゲキッスを採用し構築が完成した。

 

 

【個体詳細】

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カバルドン@バンジのみ

性格:腕白

実数値:215(252)-132-154(+12)-*-123(244)-67

技構成:地震/あくび/ステルスロック/ふきとばし

調整意図:

HD:ラプラスの特化キョダイセンリツ確定耐え

 

ドリュウズギャラドストゲキッスと相性のいいステロ要員。

ステルスロックからのあくびでエースを通しやすくする。

調整はHDに厚く振ることで、ラプラスがいても選出を躊躇しないようにしている。

受け出して展開することも多かったので、行動回数を稼げる可能性の高い混乱実を持たせている。

鉄壁やコットンガードで要塞化されたポケモンを一度流したいことが多かったので「ふきとばし」は必須だと感じた。

このポケモンのおかげでダイマックスを強く使うことができた。

 

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ドリュウズこだわりスカーフ

性格:陽気

特性:型破り

実数値:185-187(252)-81(4)-*-85-154(+252)

技構成:地震/アイアンヘッド/瓦割り/剣の舞

 

前期使ってみて、あまりに使用感がよかったので軸として続投した。

ダイマックス技の能力上昇を有効的に働かせるための「あくび」、タスキに止められなくする「ステルスロック」ができるカバルドンと組ませることで、よりその真価を発揮した。

カバルドンのおかげで選出段階では砂かきを警戒してくるため、水ロトムを誘ってカモにすることができた。

ダイウォールのための「剣の舞」は、有利展開で積んだ場合に相手のダイマックスを誘発させ、こちらはダイマックスせずにカバルドンでもう一度展開を作りにいく、など立ち回りの幅を作る『見せ技』として機能した。

これまで攻め構築にはミミッキュが必須だと考えていたが、このポケモンをエース運用してみて、ミミッキュへの考え方がまた大きく変わった。

 

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ギャラドス@オボンのみ

性格:意地っ張り

特性:威嚇

実数値:191(164)-171(+84)-100(4)-*-121(4)-133(252)

技構成:滝登り/飛び跳ねる/龍の舞/挑発

調整意図:

H:16n-1(4nの方がいい説はある)

S:準速

A:余り

 

相手のギャラドスカバルドンに有利展開を作ることができる点を評価して採用。

初手に出てきやすいラムカビゴンやあくびカビゴンに威嚇+挑発で強く、地割れも無効なため環境的にはかなり動きやすいように感じた。

「挑発」は多かったチイラのみミミッキュに対して、みがわり連打を拒否することでそのまま突破できたり、トリックルームでの切り返しを拒否するためにも役に立った。

また従来のカバマンダのように、威嚇からカバルドン下げで行動回数を稼ぐ動きや、威嚇からガルドバックでみがわりを残しにいく動きなど柔軟な立ち回りを可能にしてくれた。

環境に増加していたナットレイもHPが削れていれば起点にしながら倒すことができ、選出を戸惑うような構築はあまりなかった。

耐久調整は、幅広く打ち合って欲しかったため特に仮想敵を設けるようなことはしなかった。

威嚇ギャラミラーやトゲキッスを考えて準速にしている。

 

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ギルガルド@残飯

性格:控えめ

実数値:165(236)-49-160-112(+252)-163(20)-80

技構成:シャドーボール/ラスターカノン/みがわり/キングシールド

 

サイクルを回す構築において氷技を受けられるポケモンは必須だと考え、その中でもヒヒダルマラプラスに弱くないギルガルドを採用した。

ほぼ全てのカビゴン対面でみがわりが安定択になり、有効打のない場合は一方的に倒すことができる。

はたきを持っていないナットレイに対してもみがわりを残しながら突破を狙えるため、環境的にはかなり追い風だったように感じる。

ギャラドスと合わせてサイクルを回したり、キングシールドで相手のダイマックスターンを枯らすこともでき、使いやすかった。

ラプラスのと撃ち合うことが多かったので、下から攻撃できるようSは無振りとした。

 

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カビゴン@フィラのみ

性格:腕白

実数値:261(204)-134(28)-128(+252)-*--133(20)-51(4)

技構成:空元気/DDラリアット/のろい/リサイクル

 

ドラパルトに強く、状態異常に耐性のある積みポケモンとして採用した。

明確な役割対象はいないが、2枚の選出が決まり、他のどれも出したくない時によく選出していた。

ギャラドスで威嚇を入れてから引いてのろいを積んでいく立ち回りや、後述するトゲキッスで受け駒にトリックを決めてから起点していく動きが強力だった。

最終日はほとんど鬼火をうたれることがなかったので、「空元気」は周りと追加効果の相性がいい「のしかかり」に変更するべきだったかもしれない。

DDラリアット」はドラパカビのような構築に出しやすくなるので役割としては正解だったように感じる。

ダイホロウが強すぎるのでノーマルタイプは必須だと思っている。

 

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トゲキッス@こだわりメガネ

性格:控えめ

実数値:191(244)-*-116(4)-173(+140)-136(4)-115(116)

技構成:エアスラッシュ/マジカルシャイン/火炎放射/トリック

調整意図:

H:16n-1

HB:ギャラドスの特化珠ダイジェット確定耐え(目安)

HD:ラプラスの特化キョダイセンリツ87.5%耐え(目安)

S:準速バンギ抜き抜き

C:余り

 

ドラゴンの一貫を切ることができ、ドリュウズカビゴンと攻撃の相性がいい枠として採用した。

耐久にガッツリ振ることで初手おきしやすくなり、先攻ダイマで逃げ切りを狙ってくるパターンに対してもダイマターンを2ターン使わせることができ、後続での切り返しが楽になる。

初手に誘うタスキやオッカのみを持ったナットレイがほぼ突っ張ってきたので、エアスラを選択していた。

意図としては、タスキならジャイロで落とされてしまうがBに振っていないため後続のドリュウズのダイナックルで落とせる。オッカのみならジャイロを耐えるためエアスラ2回で対面勝てるといった感じである。(怯めばノーダメージで突破できるが)

並び的に必ず選出されるタラプや弱保を持ったアーマーガアは、ビルドアップ際にこのポケモンに交換した場合ダイマックスしてくることがほとんどだったので、トリックをすることで後続のカビゴンギルガルドで逆起点にしていた。

Sラインが115だと足りないように思うかもしれないが、耐久が活きて勝つ試合が圧倒的に多かったので、この調整は正解だった。

 

【選出について】

1.f:id:irohapoke15:20200202025423p:plainf:id:irohapoke15:20200403002146p:plain + α

ギャラドス、アーマーガアのいない構築にはこの選出ができるか考える。

2.f:id:irohapoke15:20200501220241p:plainf:id:irohapoke15:20200202040116p:plain + α

ギャラドス入りの構築にはこの選出が多かった。

3.f:id:irohapoke15:20200202030937p:plainf:id:irohapoke15:20200202040010p:plain + α

アーマーガア入りの構築にはこの選出が多かった。

 

その他、柔軟に選出していく。

 

【感想】

今期の構築は8世代で作ったどの構築よりもいい出来になったと感じている。

持ち物を回復アイテムとこだわりアイテムに絞ることでサイクルをしながらダイマックスを柔軟に切ることができたり(タスキやミミッキュがいると立ち回りが制限される)、極力命中不安技を除いた構成にできたことが気に入っている。

こんな楽しいゲームが切断バグで非難されるのはあまりに悲しい。

この記事をみていて切断バグを使用していた人がいるなら絶対にやめて欲しい。

4シーズン連続で50位以内をとることができているのでこのまま安定して上位に居座れるようこれからも向上心を持って頑張りたい。

 

最終日の熱い対戦をどんどんYouTubeに投稿していくのでこちらもチェックしてみてください↓

https://www.youtube.com/channel/UCUR5Eg2dU2RFygBWyfkkIEQ

 

 

【シーズン5の思考】

見にくくなると思い、コンセプトの説明は省いていたためここで少し書き記しておく。

1.ミミッキュを採用しない 

ここ3シーズン攻め寄りの構築を使う時に欠かさずミミッキュを採用していたが、前期から本当に必要なのか怪しさを感じていた。

なぜ怪しさを感じていたかというと、ミミッキュは性能的に受け出しすることが難しいため、状況に応じてダイマックスを切るようなサイクル気味の構築にいれると立ち回りに制限がかかってしまうからである。

本来なぜ攻め構築にミミッキュが入っているかという話をすると、相手のミミッキュがきついというのが1番にあがると思う。

つまりミミッキュがきつくなければ、ミミッキュを採用しなくても勝てるのではないかということを検証してみたかったということである。

これはスカーフ型破りドリュウズを継続して使うに当たって思いついたことである。

2.ダイウォールを全てのポケモンが使えるようにする

まず私は最近流行りの初手ダイマックス構築を強いと思っていない。

ダイマックスは相手のポケモンを倒しながら後ろのポケモンに対しても有効に働く能力上昇をするのが1番強い戦い方なのは誰もが理解していると思う。

初手でダイマックスするということは目の前のポケモンしか見えていないのに、裏のポケモンに有効な能力上昇を選択しないといけないということだ。また相手がそのダイマックスをケアして引いてくる可能性まで考えると、うまくいっても正直噛み合ったとしか言えない。

ダイマックスを強く使う条件は2つあると思っていて、1つ目は相手の選出を暴くこと、2つ目はダイマックスのタイミングをずらすことにある。

1つ目は簡単で、構築にあくびを持ったポケモンを入れたり耐久の高いポケモンを採用してサイクルができるようにすればいいだけである。

2つ目は意外と難しく、いつ選択されるかわからない相手のダイマックスを、ダイマックスせずに凌ぐのは簡単なことではない。ただダイマックスさせたいポケモンにダイウォールがある場合、相手のダイマックス技を2ターン凌ぐことができれば、タイミングをずらすことができる。

つまり全てのポケモンがダイウォールを使えるということは、ダイマックスを強く使うことにつなげやすいということである。

 

Twitter:@ir_poke

 

【剣盾S4使用構築】環境メタサイクル【最終37位】

今回はシーズン4で使用した構築について紹介します。

正直言って考察不足な点が多く、完成度も低いので参考程度で見ていただけたら幸いです。

 

【結果】

最終37位

 

【概要】

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【構築経緯】

シーズン4はロトム系統の入った対面構築やサイクル構築が増加しており、一般的なドラパミミカビのようなスタンで楽に勝つことがなかなか難しいと感じていた。

そこで、今期は環境に多いスタンパを使うのではなく、逆にそれをメタる側に回ろうと考え構築を組むことにした。

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まずスカーフ型破りドリュウズが、ロトム入りに対してダイマックス技の選択次第で、トゲキッスミミッキュなどの裏までそのまま貫いて勝ちまで持っていけると考え、軸として採用することに決めた。

ガオガエン

次にスタンパでドリュウズを止めにくる鬼火ドラパルトやカビゴン、アーマーガアに強く、クッションとして優秀なガオガエンを採用。

f:id:irohapoke15:20200403022447p:plainナットレイ

ここまでで辛い水タイプと地面タイプに強く、サイクル加入のできるポケモンを考えたところ、単体性能の高いチョッキラプラスと、ナットレイが適任だと判断し採用。

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最後に格闘タイプの一貫を切ることができ、サイクル選出と対面選出の両方で活躍の期待ができるトゲキッスミミッキュを採用し、構築が完成した。

 

【個体詳細】

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ドリュウズこだわりスカーフ

性格:陽気

特性:型破り

実数値:185-187(252)-81(4)-*-85-154(252+)

技構成:地震/アイアンヘッド/瓦割り/ステルスロック

 

構築の組み始め。

ロトム入りのスタンやサイクルに対してダイナックルを絡めることによって、ダイマックスが切れた後でもミミッキュなどの切り返しを受けない唯一の性能を評価した。

サイクルをある程度回し、相手の選出を把握した後、ダイマックス技を有効に選択するだけでダイマックスが切れても止められないまま3タテすることも多かった。

この型はまじで強いので、ぜひ使ってみて欲しい。

ステルスロックは剣の舞と選択。

 

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ガオガエン@オボンのみ

性格:呑気

特性:威嚇

実数値:200(236)-120-156(252+)-100-113(20)-72

技構成:火炎放射/バークアウト/とんぼがえり/捨て台詞

 

鬼火ドラパルトに強いクッション枠として採用した。

技構成はアーマーガアに連打できて有効な火炎放射、みがわりドラパルトに強く特殊アタッカーへの交換に有効なバークアウト、対面操作として優秀な捨て台詞まで確定。最後の枠を鬼火かとんぼがえりで悩み、タスキ持ちのエースバーンやギルガルドをスムーズに処理するためにとんぼがえりを採用した。

調整は計算もせず適当に近いのでもう少し考察を重ねたい。

 

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ラプラスとつげきチョッキ

性格:控えめ

特性:貯水

実数値:207(12)-*-118(140)-150(252+)-115-93(100)

技構成:フリーズドライ/うたかたのアリア/雷/絶対零度

調整意図:

◇H:16n-1、C:ぶっぱ、S:準速ドサイドン抜き、B:余り

 

アシレーヌガマゲロゲなどの水タイプに強く、キョダイセンリツによる切り返し性能を評価した。

持ち物はサイクル参加のしやすさや、対トゲキッスを意識してとつげきチョッキを持たせている。

ダイマックスさせずに対戦することも多いので特性は貯水で採用している。

技構成に関してはミラーを意識して雷ではなく10万ボルトで採用するべきだった。

 

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ナットレイ@たべのこし

性格:呑気

実数値:181(252)-114-201(252+)-*-137(4)-36

技構成:ジャイロボール/ボディプレス/やどりぎのタネ/鉄壁

 

選出誘導力が高く、ドリュウズに強めな枠として採用した。

のろいを一回積んだカビゴンの上をとるために素早さ個体値はVでの採用。

ガオガエンとセットで選出することが多かった。

 

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トゲキッス@ラムのみ

性格:控えめ

特性:てんのめぐみ

実数値:191(244)-*-116(4)-176(156+)-136(4)-113(100)

技構成:エアスラッシュ/マジカルシャイン/火炎放射/悪巧み

 

優秀なタイプと高い耐久によってサイクル参加も可能な崩し枠。

ガオガエンの威嚇と捨て台詞を使って起点を作り全抜きを狙う。

 

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ミミッキュ@命の珠

性格:陽気

実数値:131(4)-142(252)-100-*-125-162(252)

技構成:じゃれつく/シャドークロー/剣の舞/かげうち

 

2枚でサイクルが成り立つ時に詰めの駒として使ったり、ラプラストゲキッスと共に対面選出の駒となったりかなり便利だった。

最強枠。

 

 

【雑感】

最終日前日に作った構築なので流石に完成度も低く、順位もあまりあげられなかった。

ただ8世代のサイクル構築の戦い方については勉強になったので、また今後煮詰めていきたいと感じた。

 

 構築の動かし方などは対戦動画で詳しく説明しているのでそちらもご覧ください↓

https://youtu.be/dXo60IX7u9U

 

 

【Special thanks】

・しきっさん

 

 

【剣盾S3使用構築】対面カビガルド【最終31位】

どうも、いろっチャンネルのいろはです。

シーズン3で使用した構築を紹介します。 

 

【結果】

りず:最終31位/106勝52敗

いろは:最終39位

 

【概要/レンタル】※3/15までは公開します

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【構築経緯】

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対面構築をゲームメイクする際に、「あくび」と「まもる」を持ったカビゴンが、対面操作やダイマックスターン枯らしにおいて優秀だと考え構築をスタートさせた。

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カビゴンの増加も相まって、シーズン2でも使用していたタスキを持ったギルガルドが環境的に追い風であると感じていたため続投しようと考えた。

命の珠を持ったアタッカー型のミミッキュは、ダイマックスに依存しない対面性能を持ち、攻撃的な構築を組むにあたって入れないのはもったいないと感じていたため採用。

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ラムのみを持った積みアタッカーは現在の状態異常環境において非常に優秀だと考えており、型の一点読みもされずらいドラパルトを「龍の舞」型で採用。

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ここまででカバルドン展開に対する抵抗手段が用意できていなかったことや、ガチガチの受け回しを崩す手段に乏しいと感じていたため、攻めと守りの補完の優れたガマゲロゲトゲキッスを採用し構築が完成した。

 

 

【個体詳細】

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カビゴン@たべのこし

性格:腕白

特性:厚い脂肪

実数値:267(252)-130-128(252+)-*-130-51(4)

技構成:ヘビーボンバー/カウンター/あくび/まもる

 

構築の核。

「あくび」による対面操作によって有利対面を作り出したり、「まもる」によるこだわりチェックによって相手に簡単なゲームコントロールを許さない点を評価した。

 攻撃技は、環境に圧倒的に多いミミッキュトゲキッスに対する最大打点として「ヘビーボンバー」を選択。

ラストの枠は悩んだが、このポケモンが場をコントロールするだけでなく、その対戦の勝ち筋にもなれるという点を評価して「カウンター」を採用した。

環境に『鬼火ドラパルト』や『みがわりギルガルド』が一定数いたので、なるべくエースの裏に控えさせて不利対面をとった時の引き先として用意するよう立ち回りを意識した。

 

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ギルガルドきあいのタスキ

性格:いじっぱり

実数値:159(188)-110(236+)-160-*-160-91(84)

技構成:アイアンヘッド/インファイト/剣の舞/かげうち

調整:

◇HP:16n-1

◇A211ヒヒダルマの「とんぼがえり」+A142ミミッキュの珠「かげうち」確定耐え(~158ダメージ)

◆HB特化カビゴンを+2「インファイト」で確定一発(110.1~130.3%)

◎最速カビゴン抜き

 

対面構築に必須とも言ってもいいタスキ枠としてギルガルドを採用。

対面でカビゴンにかなり強く、ミミッキュトゲキッスに弱くない点を評価した。

シーズン2同様に、最初は「剣の舞」の枠を「シャドーボール」で使用していたが、『のろいカビゴン』に詰められる試合が少なくなかったため、こちらのカビゴンのあくびと合わせて処理しにいける「剣の舞」を採用。

格闘打点は「聖なる剣」も候補に上がったが、タスキを縦に殴り合う際に火力不足が否めなかったため「インファイト」の採用となった。

調整に関しては、素早さ91〜112の間にあまりポケモンが存在しないため、これ以上振っても無駄になることが多いと思い耐久に回した。これによってタスキを警戒してとんぼからミミッキュに繋いでくる動きに対して珠かげうちで縛られないようになった。

 

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ミミッキュ@命の珠

性格:陽気

実数値:131(4)-142(252+)-100-*-125-162(252)

技構成:じゃれつく/シャドークロー/剣の舞/かげうち

 

対面構築においてミミッキュを採用しないのはもったいないため採用。

選出率の高い攻撃的なミミッキュは命の珠を持っているか持っていないかで、天と地ほど性能に差があると感じている。

ゴースト技はゴーストダイブも使用したが、勝ち筋になる時よりもラグがあるせいで負けてしまうことの方が圧倒的に多かったためシャドークローにしている。例えば、皮の剥がれたダイマミミッキュに死に出しした際に、ゴーストダイブをうって同速に負けると、ダイホロウ→ダイウォール→かげうちで一方的に負けてしまう。

 

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ドラパルト@ラムのみ

性格:いじっぱり

特性:すりぬけ

実数値:

①191(220)-187(236+)-96(4)-*-96(4)-168(44)

②175(92)-189(252+)-95-*-95-183(164)

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/龍の舞/鋼の翼

 

状態異常耐性のある積みアタッカーが欲しかったため、一点読みされずらいドラパルトを採用。

カビゴンカバルドンのあくびを起点に積むことが多かった。

カビゴンがみがわりに対して隙を作ることが多かったので、特性はすりぬけで採用。

技構成は、シーズン2と同じ。

鋼の翼があるとトゲキッス入りに気持ち強気に投げることができる。

調整に関しては両方試したが、素早さより耐久の方が役に立つ場面が多かったので①を推奨する。

ギャラドスダイマックスをカビゴンで枯らして、飛び跳ねている最中に龍の舞をつんで全抜きするような試合も少なくなかった。

 

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ガマゲロゲ@しんぴのしずく

性格:ひかえめ

特性:すいすい

実数値:191(84)-*-111(124)-150(252+)-96(4)-100(44)

技構成:ハイドロポンプ/大地の力/ステルスロック/草結び

調整:※耐久調整をサイレント修正しました。

◇HP:16n-1

◇A187ドリュウズの珠ダイアースを最高乱数以外耐え(ダイマックス時に+2珠ダイアース確定耐え)

◆H267D130カビゴンをダイストリーム+雨ダイストリームで確定(40.8~48.6%)+(61.7~73%)

◎雨下で+1準速トゲキッス抜き

 

初手のカバルドンを拒否するために採用。

増加傾向であったヒートロトムに対して明確に強く、このポケモントゲキッスのどちらかをダイマックスさせれば崩すことのできるサイクルが多かった。

4枠目のステルスロックは、カビゴンと合わせることであくびループを形成することができ、対面構築に展開要素を含ませることができ、枠の圧縮につながった。

HPが残っていれば積極的にダイマックスし、自身で撒いたステルスロックを活かして相手を崩していく。

火力が絶妙にないおかげで、HPに振られたカビゴンをダイストリーム+雨ダイストリームでちょうどきのみを食わせずに処理することができる。←神

ダイマックスをしなくても最低限仕事ができるよう耐久にかなり努力値を割いている。

ドリュウズ地震を2耐えしたかったが努力値が足らなかった)

 

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トゲキッス@弱点保険

性格:ひかえめ

特性:天の恵

実数値:191(244)-*-116(4)-176(156+)-136(4)-113(100)

技構成:エアスラッシュ/マジカルシャイン/悪巧み/だいもんじ

調整:

◇HP:16n-1

◇A187ドリュウズの珠「ダイスチル」をダイマックス状態で確定耐え(80.3~96%)

◎準速ギルガルド抜き

 

数値と性能ともに8世代最強クラスなので使わないのは損だと思い採用。

ガマゲロゲと一緒に出すだけでは上手い人が使うヒートロトム入りの構築を崩すのは困難だと考え、弱点保険を持たせた。 

発動自体は相手依存だが、耐久にもガッツリ割いているため弱点技を打たれないなら行動回数が増えるだけなので問題はない。

初手に鬼火ドラパルトを誘うようだったので、このポケモンを合わせて相手になるべくリスクを背負わせるような立ち回りを心がけた。

地割れの一貫を切る役割も担う。

 

 

【選出について】

f:id:irohapoke15:20200202040116p:plainf:id:irohapoke15:20200202040010p:plainダイマックス

スタンダードな構築にはこのような選出をすることが多かった。

 

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ドヒドイデがいるような受け回しにはあくびループにはめてダイマックスを通す。

 

 

【雑感】

シーズン3は圧倒的にカビゴンが増加したシーズンであり、うまくメタることができた人が勝っている印象がある。

この構築では、基本的にカビゴンにはカビゴンであくびをうち、ガルドで積んで倒しにいくのが正規ルートだが、どのポケモンも一方的に不利をとっていない点が勝ちを重ねることができた要員だったと感じる。

シーズン4ではまた環境がガラッと変わるようなので考察が楽しみである。

が、一撃技を採用する構築が増えそうなのがネック。

 

Youtubeの方にこの構築を使った対戦もあげていますので、参考までに。

youtu.be

 

@ir_poke